ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

武器としての決断思考


 カオスの時代を生きていく若い世代に必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。「ディベート思考」の考え方を身につけることによって、正解ではなく、「いまの最善解」を導き出す力を身につけましょう!なんのために議論を行うかというと、さまざまな意見を戦わせることで、より優れた答えを導き出すためなのです。

 議論に特定のルールを加えたものがディベートで、4つの大きなルールがあります。①特定の論題について議論する。②賛成派と反対派に分かれる。③話す順番、発言時間(制限時間)が決まっている。④第三者を説得する。

 このようなルールが決まっているため、自分に都合の悪い意見や、自分の価値観からは出てこない意見もすべて視野に入れたうえで、頭の中で賛否両論をぶつけあって、最善解を決める(決断する)ことができるのです。また、大事なのは、見ている第三者(審判)を説得することで、議論する相手を論破したり、相手の意見を変えさせる必要などないのです。
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