ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

20歳の自分に受けさせたい文章講義

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
講談社

“自分の意見”“主観”を相手に伝える目的は、何らかの形で相手を動かすことだ。

「われわれにとって伝えるべきこと、それは第一に自分の意見だ。そして大切なのは、自分の意見が完全に主観であり、感情だということだ。われわれは感情を伝えたいからこそ、論理をつかうのだ。主観を語るからこそ、客観を保つのだ。」「読者は、説得されたいのではない。自らの頭で納得したいのだ。」「文章とは、答えを示すものではなく、解き方を示すものなのだ。読者にゴール地点を見せるのが目的ではなく、ゴールまでの道のりを示すことが文書の役割なのだ。いい文章とは、読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章のことである。」

…確かに“自分の意見”“主観”を相手に伝える目的は、何らかの形で相手を動かすことだ。相手を動かすためには、相手に納得してもらわなければならない。共感してもらわなければならない。そうしてもらうためには、“自分の意見”“主観”の根拠を示し、相手を説得しなければならないのだ。

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