背景が 分かり合えない こともある
私たちは、言葉を交わせば、わかりあえると思ってはいないだろうか?
でも、生まれも育ちも、親も先生も、宗教や思想など信じていることが異なれば、
むしろ、言葉を交わしただけでは、わかりあえない方が普通ではないだろうか?
特に、相手が悩んでいることなどに「小さなことにくよくよするな!」などは、
とても無神経な言葉だろう。
どんな問題でも、小さく感じる人もいれば、大きく感じる人もいる。
何らかの力になりたいと思っているのなら、先ず黙って話を聴いて、
相手が置かれている場所を知らなければならない。相手が論じていることが、
どのような立脚点から述べられていることなのか、知らなければならない。
絶対に、自分のコンテキストを当てはめて、問題を解釈してはいけない。