ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

もしドラッカーの『マネジメント』を読んだら


 もしドラの功績は、ドラッカー氏を知らなかった方に、マネジメントという言葉の意味が、「働く人たちを生かすためのものであり、社会の問題について貢献するためのものである」ということを知らしめたことだと思う。この本は、著者の岩崎さんが、数年前に偶然(20世紀最大の知性の一人と言われる)ピータードラッカーの『マネジメント』を知ったことで誕生した。

 ドラマは、新人マネージャーが、『マネジメント』を拠り所にして野球部を甲子園を導くというものである。この本は、感動のドラマをたどりながら『マネジメント』のエッセンスに触れることができる。『マネジメント』の概念について、とても分かりやすく書かれているので、中高生はもちろん、小学校高学年の皆さんにも読んでもらいたい本である。

 もし、あなたが『マネジメント』を読んだら、あなたの人生はどのように変わるだろう?この本を読むと、『マネジメント』は、会社のみならず、NPO、学校はもちろん、家庭にすらも応用の効く概念を示していることがわかる。私たちが置かれているそれぞれの組織の「顧客」とは誰だろう?その組織にとって、「顧客の創造」とは何だろう?

 昨日から今日、今日から明日へと、留まることなく続く時間の中で、置き去りにされてしまいがちなテーマ。このテーマに真剣に向き合うことによって、道は拓けるのではないだろうか?先ず、私たちの「顧客」は誰だろう?私たちにとって「顧客の創造」とは何だろう?というテーマを徹底的に掘り下げて、次にそのテーマを組織で共有し、更にそれを目的として定めることが大切なのではないだろうか?そして、その目的を達成するための手段についても『マネジメント』は、指針を示し導いてくれるはずである。
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