ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

稲盛和夫の実学―経営と会計


・経営者は先代から引き継いだ事業を存続させなければならない。存続させるということは、今までの事業を単純に続けることだろうか、それとも新たなチャレンジを始めることだろうか?

 トップから、「売上・利益何億円」という目標設定を聞くたびに、私は、この会社の経営哲学は、何なのだろう?と疑問が湧く。経営者に要求されることは厳しいのだという状況はわかるが、金額だけの目標を社員に課すということには疑問を感じざるを得ない。

 製造販売業なのだから、その時代の社会情勢に適応した商品開発の目的を明確にし、どのように事業を展開させ、その結果として得られる売上・利益は何億円を目標をしましょう。という話を聞きたいのは、私だけだろうか?

 売上・利益が上がれば、その手段は何でもいいのだろうか?今までの仕事を継続的に、できることをやっていればいいのだろうか?それとも、新しいことやりたいことに挑戦することが望まれているのだろうか?クールに分析し、クールに判断すればいいのだろうか?それとも、エモーショナルにチャレンジすることがもとめられているのだろうか?社員は、そんな経営者の葛藤を共有したいと思っているのではないだろうか?
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