「書ける人」になるブログ文章教室
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・山川さんは「誰かに伝えたいと思える感動を数多く集められる人は、豊かな人生を送れるだろう」と仰っている。そう私は、感動は誰かに伝えることでより大きくなることを知ってしまったのだ。
私が複数のブログを開設し、更新し続けている理由はなんだろう?その答えが、この本の中にある。著者の山川さんは、『ほんの少し「書く」ことを意識するだけで、文章は格段に上達する。書きつづけていくことが「書ける人」になるための方法なのだ』と仰っている。そう、私は「書ける人」になりたいのだ。
では、私は「書ける人」になって何が書きたいのか?その答えも、この本の中にある。山川さんは「ブログというメディアには『本音でなければ意味がないのだ』という暗黙の掟が存在するような気がする」と仰っている。そう、私は、自分が気付いた視点を、その視点を必要としている人に伝えたいのだ。
人間は、言語によって思考し、自分を分析し、新しい概念を生みだし、やがてそれが実体化する。人は言語によって都市とさえ作り出してきた。ブログにおいてもそれは変わらない。ブログは、すごいスピードで機能を吸収していくだろうが、その基本にあるのは言葉なのだ。誰もが、自分自身の日本語を鍛えつづけなければならない。言葉でしか伝えられないことがあるのだと思う。言葉でしか伝えられないこと。思考、分析、概念、愛、不安。つまり、書ける人になるための起点は、誰かに何かを伝えたい、誰かに影響を与え行動を促したいと思うことである。