ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

脳には妙なクセがある


・脳に記憶された情報は、どれほど使ったかを基準に選択される。出力を心がけた生き方を大切にしたい。

 脳は、身体と情報のループを形成している。脳は、とことん身体感覚(入力)と身体運動(出力)の処理に特化した組織だったが、人の脳は、身体の省略とという「芸当」を覚え、身体性を軽視しがちである。しかし脳は、身体とともに機能するように生まれたものである。活き活きした実体験が、その後の脳機能に強い影響を与える。勉強部屋や教室をメインに成長した人と、野山や河原を駆け回って成長した人では、身体性の豊かさの差は明白である。


 勉強は、教科書を復習するなど入力を繰り返すよりも、問題を解くなど出力を繰り返すほうが、脳回路への定着がよい。正答は、議論の中で新たに芽生える。議論を通じて正解に辿り着く場合は、問題に対する理解も深まって、応用力が身につくため、類似した問題の正解率も上昇する。話合いは、一方通行の授業とは異なり、より本質的な理解や解釈をもたらすのです。

×

非ログインユーザーとして返信する