ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

<子ども>のための哲学


人間は結局、自分のやりたいことしかやらない。いや、自分のやりたいことしかやれない、と言ってもいい。いやいやながらそうする、という場合だって、与えられたその状況で出来ることの中では、一番やりたいことをやっているはずだ。


 永井均さんは『子供のための哲学対話』で、人間はなんのために生きているのか?という問いに「遊ぶためさ」と言いきっている。また「根が明るい人は、なにか目標のために努力しているときも、なぜかいつもそのこと自体が楽しい人で、根が暗い人は、何か意味のあることをしたり、ほかの誰かに認めてもらわなくては、満たされない人」とも書いている。


 人間は何のために生きているのか?と言う問いは、気が付いたらこの世に送り出されていた、私たち一人一人の人間にとって、極めて難しい問いだと思うが、私は、これらの言葉を時々思い出しながら生きて行きたい。


 哲学する人と哲学しない人の違いとは、哲学する人は、自分自身の中で疑問を追い続ける人(根が明るい人、目標のために努力していること自体を楽しめる人)で、哲学しない人は、人に認められることを追求する人(根が暗い人で、何か意味のあることをしようとする人)の違いなのではないでしょうか?もちろん、誰もがその間にいて、どの辺にいるのかが問題なのだと思いますが…

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