ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

自信の法則

自信の法則
自信の法則
ディスカヴァー・トゥエンティワン

>「自分は価値のある人間だ」という信念を持とう。周囲の人のネガティブな意見を受け入れる必要はない。自分の中に眠っている能力を存分に発揮しよう。無限の可能性を追求することが人生の最大の課題だ。人と違っている部分を強調し、自分らしさを大切にしよう。世の中に貢献するには、個性を発揮する必要がある。成功の青写真を描いて、その通りに行動して見よう。イメージトレーニングは、成功を収めるためのリハーサルだ。毎日、自分が模範とする人を思い浮かべよう。やがて、あなたもその人物の資質を身につけることができる。

 自分が「社会に貢献できる力を備えた人間だ」と信じることができなければ、自信を持って生きていくことはできない。自信を持って生きて行くためには、自分自身を信じるしか方法がないのである。だとしたら、何とかして、実際に貢献できる力を身につけるしかない。


 自信をつける方法は、この本に書かれている。この本に書かれている心構えを一つずつ実践して、一歩ずつ前進していくしかない。一つひとつは、たとえ小さく思えることでも、確実に行動して行くうちに、必ず大きな力が身に付くはずだ。


 この本を読み終わったのは、2013年の6月8日のようですが、感想・レビューが入力されていなかったので、当時の記録が残っていたbooklogの感想を転載しました。改めて自分のレビューを読むと、岸見先生が紹介しているアドラー心理学にも通じるものがあるような気がします。私たちがよりよく生きるためには、社会に貢献することで自信をつけることが、一見、遠回りのように感じますが、実は、近道なのかもしれませんね。


「自分は価値のある人間だ」という信念を持たないと、ついつい自分を粗末に扱ってしまう。中野信子さんは、著書『脳内麻薬』か『脳はどこまでコントロールできるか?』の中で、「自分を大切にできない人は、他者からも大切にしてもらえない」という意味のことを書いていました。「他者から大切にしてもらえない」人が、自信をもつことなどできませんよね。先ず、自分を大切に扱いましょう。そして、自分を粗末に扱う人とは、交際しないようにしましょう。


「人の不幸は蜜の味」なんて言葉を聞いたことがありますが、どのような境遇に置かれていても、自らを幸せな気持ちにすることができる人がいる一方、誰から見ても恵まれているにも関わらず、自分が不幸だと思っている人がいるものです。そういう人は他者の幸せを素直に喜べないので、ネガティブなことを言うのです。ですから、私たちの人柄についてネガティブなことを言うような人の話に耳を傾ける必要はないのだと思います。

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