心の操縦術
'10/10に読んだ本
「勝負は視野を上げた状態へ脳を持っていく時間と、その視点から見渡せる情報空間の広さということです。相手より高い視点で相手より広い情報空間を一気に俯瞰する。そこが勝負です。問題を解決するためには、その問題が起こっているよりも高い視点で考えなければなりません。コンサルタントは高い視点でもの問題解決を考えています。言い換えれば『理論家している』ということでもあります。数々のケーススタディを高い視点から俯瞰し理論化しているのです」
テレビに出演している時の苫米地さんは怪しいんですけど、これは凄い。
「優秀なリーダーかどうかは、情報空間をいかに高い視点から俯瞰できるかにかかっている。アクセスできる情報空間が広いほど視点が高い。決定権の範囲の広さに応じた情報空間を持つことが必要。高い視点を持っていればどんな現場にも対処できる。現場の人が経験したことのない、新たな事態への対処すらできるわけです。」
これは、ある意味、本当の目的は何か?という問いを把握しているということと、その目的を達成するために最適な手段を選べる。ということなのだと思います。間違った目標に向かって全速力で突き進まないように…
なんとなく、仕事に身が入らない時って、自分に求められている決定権の狭さにいらだっている時かもしれませんね。アクセスできる情報空間を拡張して、決定権を得られる立場を獲得できるよう頑張りたいと思います。