ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

ブッダは実在しない


・日本で定着しているのは、ブッダの没後に生まれた大乗仏教で、伝承に関った宗派の宗祖たちは、ブッダの存在すら知らなかった?という説は、葬式仏教しか知らない私のような人にとって、驚きでしょう。

 この本の目的は、仏教という宗教の特徴を明らかにすることにある、とのことです。

 島田裕巳さんは、様々な資料を読み解き「ブッダは実在しない」と考えた方が自然だ、と説いた後で「仏教は、つねに発展を続けていく宗教であり、開かれた宗教なのである。」と締めくくっている。仏教は、破滅に向かう暴走列車のような世界を止めることができるだろうか?

 ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)が、悟り、教えを説いたのは、2500年も前のことで、日本に仏教として伝わるのは、中国を経由してのことでした。そして、驚くべき事実が発覚?したのは、西欧で仏教の歴史が紐解かれてからのようです。

 私も、勉強を始めたばかりで、読んでいる本も学術書ではないので、確かなことは言えませんが、一般の人は、仏教の教えを、自分の人生を照らす灯として使えば良いのでは?と思います。信仰の目的は、人生をより良いものにすることなのですから。

 私は、信仰の薄い?家庭に育ち、クリスマスを祝い、初詣には行くものの、神さまを信じない不届き者?なので、当然のことながら、ブッダのことも、日本に伝わった仏教が、大乗仏教であったことも、知りませんでした。事実はどうであれ、伝承したプロセスを概観して、イメージをつくりたいと思いました。
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