ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

怒らない技術 怒らない技術2


 内容が「怒らない技術」というタイトルに合っていないので、どうしたのかな?と思っていたら、『雨がふってもよろこぼう!』というタイトルが改題・再編集されたものでした。
 著者は『世の中でもっともシンプルな成功法則は「命と時間」を大切にすることです。』と書いています。確かに、怒ったりイライラしている時間は、時間を浪費しているわけで、時間を大切にしている行為とは言えませんね。
 「雨がふってもよろこぼう!」ということは、どんなことでも「価値観のメガネ」をかけ替えることによって、うれしくないことをうれしいことに変えることができるということです。
 多くの著書から名言の引用も多いので、成功哲学の入門書として良い本だと思います。
・怒ることによってギスギスするのは、人間関係だけではなく、自分自身の心もです。怒った後は、自分の行動を正当化しようとして、原因になった出来事を何度も反芻することになります。体調すら悪くなる可能性も?

 気分がいいと、起きた出来事をプラスに受けとります。その状態でプラスの意思決定をして、プラスの行動を起こすことで、プラスの成果につながります。ところが気分が悪いと…怒りは当然マイナスの連鎖を起こします。怒らないほうが、仕事や人生の成果も上がっていくのです……。

 最近、私は、仏教関係の本を読むことによって、怒りをコントロールする方法を学んでいます。以前は、とても怒りっぽかったのですが、少しずつコントロールできるようになり、そのエネルギーをプラスの行動につなげることができるようになってきました。確かに効果絶大!

 【対処療法】の中で、私にとっては、1の価値観のメガネをかけかえる、という考え方が有効であるような気がします。他者から嫌な扱いを受けたと感じた時、自分の主観で物事を捉えて、怒りの感情をつなげるのではなく、相手の立場で考えたり、できるだけ客観的にとらえ直したりすることによって、自分の側に反省すべき点が見つかるかもしれないですし、もしかしたら慈しみの心が持てるかもしれないからです。
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