自分のアタマで考えよう
- 自分のアタマで考えよう
- ダイヤモンド社
- 本
ちきりんさんは、月に百万以上のページビュー、日に2万以上の
ユニークユーザーを持つブロガー。社会人になったころ、上司に
「考えが浅い!もっとよく考えろ!」と何度も叱られたことがあり
「なにをどう考えればいいのよ!?」と心の底で叫んでいたそうです。
この本は、あのころの自分に役立つような、わかりやすく、読んでいても
楽しい「考えるための方法論をまとめた本」にしたい。と考えたそうです。
「答えとしての知識」を受け入れてしまうようような人は「考える」ことが
「知る」こととは違うのだというところからはじめる必要があるとのこと。
私もブロガーの端くれ(崖っぷち)として、ちきりんさんスゲーって思いますけど、
元々お持ちだった才能に加えて証券会社勤務、米国の大学院へ留学、外資系企業に
勤務などを経る過程で培われた視点なのでしょうね。
《「思考」は「知識」にだまされる。知識にだまされずに自分の頭で考えれば、
良い面と悪い面の両方について思い浮かぶはず。すべての可能性を考えたうえで、
自分の意見を言う。自分の頭で考えれば考えるほど稚拙になり、間違いも多くなる。
それでも自分で考えた意見は、荒削りだけどユニークだし、ときには自分でも
わくわくしてしまうほどおもしろいものになる。》
《思考するためには、比較すること…》お客様が何と何をどのような尺度で
比較しているかを推測することが大事ですね。
ワークショップなどで課題を発見し、解決するためのの手段を探そうとしている時に、
既に知っている方法を使おうとする人がいますが、本来であれば、複数の人の知識を
合わせることによって、今までにないアイデアを生むことが目的であるはず。
自分の頭だけではなく、他者の頭も使って、より大きく考えよう!
自分のアタマで考えて、行動するということは、結果を受け入れる、ということ。
責任を回避するために、自分で決められない人が多いような気がします。
相手を批判しているばかりではなく、自分で提案できるような人になりたいものです。
そのためにも、自分のアタマで考えないと(^^ゞ
料理は、比較的、セオリーに従った方がうまく行く作業ですけれども、
味覚は、人それぞれですから、自分好みの味付けは、自分のアタマで
考えないといけませんね。例え話だと思いますけど(^▽^)/