ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと

書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと
書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと
アチーブメント出版

 2020/04/14
 ロビン・シャーマ氏は、この本の中で「リーダーになるのに肩書は必要ない」
 ということを繰り返し訴えている。それは、世間で一般的に価値があると
 されているものが、真の幸せを掴むためには何の役にも立たないということを
 伝えるためなのだ。


 価値があるとされているものは、つかの間の満足感をもたらすかもしれないが、
 私たちは、更に価値があると思うものを追い求めてしまう。私たちが肩書のない
 リーダーへの道を選んだ時、その道が極めて険しいことは言うまでもない。
 しかし、実は、その道こそ、私たちが真の生きがいを掴むための最短距離なのだ。


 今般の新型コロナウイルスの問題でも、肩書のあるリーダーが迷走する中、
 肩書のないリーダーたちが、他の肩書のないリーダーに働きかけ、大きな
 行動を生み出す。という現象が起こっています。一人ひとりの行動は
 小さくても生み出せる動きを大きく出来る。


 私が今まで読んできた自己啓発書は、その殆どが、結局、お金や権力を持つために…。
 という方向の成功を目指すものだったのですが、ロビン・シャーマが導くのは、
 あくまで自分自身の成長であり、成長を手にしたからこそできる貢献なのです。


 同じ条件で雇われていたとしても、自分の仕事に意味を見出し、クリエイティブな
 アイディアで組織をリードすることによって、充実した毎日を過ごし、お金や権力を
 得ても手に入らない、愛や信頼を目指そうというものなのです。

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