夕暮れや暑さ和らぐ虫の声
母が住む団地の階段から、隣の棟を見ると、エアコンが設置されていない世帯、
エアコンが設置されているのに窓が開いている世帯が少なくありませんでした。
母が住む団地は、50年ぐらい前に建てられたので、その頃から住んでいる人たちは、
70代~80代になっています。
新型コロナウイルスの影響を解説するために、テレビ局に呼ばれた先生方が、
熱中症についてのコメントを求められ、異口同音に「夜も一晩中、エアコンを
つけっぱなしにして下さいと」仰っているのにかかわらず、高齢者たちは、
なぜか、自分だけは大丈夫と思っているようです。
幸い母が住む部屋は、比較的新しいエアコンが設置されており、
母も「エアコンがつけないと寝られない!」と言っているので大丈夫でしょう。
しかし、喉が渇く前にスポーツドリンクを100mlぐらいずつ飲むんだよ!と
言っても「不味くて気持ち悪くなる」と言うことを聴きません。
高齢者は、どうして新しい情報に謙虚に耳を傾けることができないのでしょうか?
どうして若くて健康だった頃の経験を妄信しているのでしょうか?
私が、本格的な高齢者になる前に、解明しておかなければならない謎です。
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