ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

上司は思いつきでものを言う


・世の中が複雑になって、部下に指示を出す場合にも、押さえなければならない情報も膨大になっているので、上司も思いつきでものを言えない状況になっているのでは?勉強している部下もいますからね。

 会社には、通常、平社員の上に、マネージャー、チーフマネージャー、執行役員、経営陣がいるわけですが、マネージャー、チーフマネージャー、執行役員は、経営陣の「思いつき?」を想定して「もの」を言わなければならないので、決して「自分の思いつき」で「もの」を言ったりできないのです。トップは、よく「エンパワーメント」をしている。などと強調していますが、管理職のミーティングに出席していない平社員からは、目的や戦略を明確に示さず、売上や利益などの数値的な目標だけを示し、逆に手段や戦術に干渉している見えます。

 よく、ビズネスの成否はトップ次第と言いますが、その核心は、目的意識にあると思います。ビジネスの目的は、利益であり、利益を生む組織の存続なのですが、利益を生み組織を存続させるためには、社会や顧客に評価される組織でなければなりません。社会や顧客に評価されるためには、組織が、その時代の地域の社会や顧客にとって、存在価値がある必要があり、そのためには、しっかりした理念が必要なのです。
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