なぜ、脳は神を創ったのか?
- なぜ、脳は神を創ったのか? (フォレスト2545新書)
- フォレスト出版
- 本
私は、会社帰りに本屋さんに立ち寄ることを習慣にしていますが、この本の
著者、苫米地英人さんは、 ご自身の著書の帯に必ずと言っていいほど顔写真が
載っていて、髪を真ん中から分け、後ろで縛っている顔写真は、 以前から、
何となく怪しいなぁ~と思っていました。
ところが、この苫米地さん、なんとカーネギーメロン大学で、博士号まで
取得した方とのことでした。 手にとって見ると、読んでみたいと思わせる
部分があったので、 購入して帰宅しました。
法律は、「既得権(利権)を持っている人たちが、自分の既得権を守るために
生まれた」という話を聞いた時、納得してしまいました。ある意味、神も、
既得権を持った人たちが、自分の既得権を守るために、創造したものなのかも
しれません。
法律や神を創った人は、既得権を持っている人。法律を守って、神を
信じている人は、既得権を持っている人に、貢いでいる庶民。そういう
構図があるのかもしれませんね。私たちが守り、信じているモノは、
私たちが守り、信じる価値があるものなのでしょうか?
政権交代が有ったおかげで、政治の裏側がちらちら見えるような気がしますが、
価値観が異なる人たちが、国家として統制を持って共存するために、法律や神
(信仰)は、必要悪なのかもしれません。
神(信仰)は、誰かが自分の既得権を守るために開発したものかもしれません。
私たちは、人の創った価値観に踊らされることなく、自分の価値観を創造し、
それに従って生きるべきなのかもしれませんね。