ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

天職は寝て待て


想定されている読者は、外部環境と内部環境を冷静に分析して行動するような水準の人だ

タイトルは呑気で安直な感じだが、

 想定されている読者は山口さん自身のように、外部環境と内部環境を冷静に分析して行動するような水準の人だ。しかしそのような人であっても、いやそのような人だからこそ、自分に出来ることと求められていることとのギャップに気付かず、望んでいない転職をしてしまう可能性がある。

 転職する人にとってはもちろん、受け入れる側にとっても、転職はリスクのあることであり、最も必要なのは信頼できる人の情報や推薦なのだ。これから就職しようとしている人、転職を考えている人に新たな視点を与えてくれる。

 電通のような大手広告代理店、外資系コンサルティングファームに就職しようとしている人、転職しようとしている人は限られた人だと思いますが、ありふれた?サラリーマンにも参考になる示唆がありました。

 山口周さんは「いまの仕事、いまの人脈をまずは大切に」と書いています。いまの仕事に全力をあげられる人、今の上司、いまの同僚に信頼される人が、良いキャリアを積むことができ、やがて天職に就ける人なのでしょうね(^^♪

「天職とは自己によって内発的に規定されるのではなく、本来は神から与えらえるもの、と考えられていた…これは『自分は世界に何を求めているのか』という、我々がいつも抱えている問いを、『世界は自分に何を求めているのか』という問いへと180度切り替えることを意味します。」

 私たちは、仕事に限らず、世界から恩恵を授かることだけを期待しがちだが、生きるということは本来、自分が世界に何をもたらすことができるか、という営みなのかもしれない。だとしたら、仕事は自分のためではなく、世のため人のため延いては自分のため。
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