ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。


「人生で大切なこと」とは「仕事は、人の幸せのため」という信条に至る過程のことでしょうか?そして「書店」で買える。のは、夫々の人が、その信条に従って生きるための方法を生み出すために知恵のことでしょうか…

 この本は、活字の本を全く読まないような人や、勉強しようと思って本を読んでいるような人を対象にしたものではなく、履歴書の趣味の欄に、思わず「読書」と書いてしまうような人や、お腹が減ったらご飯を食べたくなるように、頭が飢えて本をよみたくなるような人をターゲットにして、そのような人たちに「あなたの生き方は間違っていないと」希望と勇気を持たせ、幸せにするために執筆されたような気がします。いつかきっと、蓄えた知識が、人々に喜びを与える知恵として結実する日がくるはずだと…あなたも読書好きの自分の生き方を肯定し、突き進んで!?くださいね

 この本の中で、著者の千田琢哉さんは、「仕事は、人を幸せにすること」と言い切っています。そのタイトルによって読者を絞り込み、その絞り込んだ読者が幸せになれるような概念を織り込んでいく…千田さんの仕事である執筆も、読者を幸せにするために行われているようです。

 「知識は誰にも盗まれない…」そして「知識を得ることで、世界の見え方が変わります…」更に「知識が知恵になることで、創造的になることができます…」私も、読書メーターのおかげで出会った読メの皆さんと作家さんに感謝しています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 実は、この本、途中まで読んだ状態で、新しく買った書棚の下の段にカバーを掛けたまま収まっていました(^^ゞまさか自分の書棚で「良書との出会い」があるとは思いませんでした。たまに蔵書を整理することも大切ですね。

 速く読もうとする必要はないけれども、多読は重要である。多読をすることで「量は質を凌駕する」という状態が訪れる。同じ事象を多角的に観察することで事実に接近することができる。この本から得られたガイドラインは、書ききれないです(^^ゞ

 この本の感想・レビューにナイス!してくださる皆さんの反応は、自己啓発系!?の本としては異例の大きさで、まるでベストセラー小説の感想・レビューをアップした時のようです。やはりそれだけ、読書についての定義を明確にしたいという渇望があるのでしょうね。
×

非ログインユーザーとして返信する