ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

知っておきたい日本の仏教


・古代インドから中国を経由して日本に伝わり、様々な事情のなかで、盛衰を繰り返す様を眺めることができます。

 多くの日本人にとって、仏教との接点は、葬式だけだと思います。従って仏教についての知識は、お坊さんから授かるわけです。そこでは、本来の思想や哲学よりも、人づてに知った常識?にとらわれてしまうことが多いのではないかと思います。

 しかし、紀元前6世紀にガウタマ・シッダールタがひらいた仏教がどのような歴史を経て現在に在るのかを知るためには、学術的とは言わないまでも、歴史を俯瞰的に眺める必要があるでしょう。この本は、古代インドから中国を経由して日本に伝わり、様々な事情のなかで、盛衰を繰り返す様を眺めることができます。

 お坊さんが唱えてくださるお経は、何のことやら分からない方も少なくないと思いますが、仏教の教えは、特に私のように、人生を収束させなければならない段階に入った人にとって、有効な道しるべになると考えられますので、体系的に押さえておきたいと思います。

 仏教の教えを取り入れる、といっても、私たちは僧侶や比丘尼を目指すわけではないので、各宗派の考え方や戒律の従うというよりも、哲学や心理学を学ぶ時のように、仏教関係の本などを読んで、共感できる部分を取り入れる方法が良いと考えます。
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