ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

 猫語の教科書

猫語の教科書 (ちくま文庫)
猫語の教科書 (ちくま文庫)
筑摩書房

 第一章 人の家をのっとる方法 そうです。この本の原稿は、ツィツァという猫が
 タイプライターを使って 他の猫のために書き下ろしたものなのです。 猫が
 猫のために、タイプライターを使って書いた・・・? そんなところに
 拘ってはいけません。だって、結局ポール・ギャリコさんが、 ツィツァの視点を
 借りて、人間のために書いたものだからです。 そして、この本には、人間も猫も、
 幸せに暮らせる秘訣が詰まっています。 ツィツァの視点から見ると、人間とは
 とても愚かにも思えますが、一方、 愛すべき存在にも思えてくるのです。


 何故か猫好きは、よその猫にも関心を持ってしまう。飼われている家の前で
 寝ころんでいる猫が人懐っこければ、頭をかいてやり、どのような飼い主に
 飼われているのかなと、思いを巡らす。野良猫が道に寝転んでいれば、姿勢を
 低くして近づき、どこで生活しているのかな?とか、 誰か餌をくれる人は
 いるのかな?などなど…たまに、子猫がいたりすると、大丈夫かな?生きて
 いけるかななんて…上手く捕まえて連れ去ることができないかなどと…


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 2日で人生が変わる「箱」の法則

2日で人生が変わる「箱」の法則
2日で人生が変わる「箱」の法則
祥伝社

 自分の小さな「箱」から脱出する方法 に続く
 アービンジャー・インスティチュート著 第二弾!?
 前作も素晴らしかったけど、これも前作を超える素晴らしさ…


 前作『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は、ビジネスシーンで
 起こりがちな問題をテーマに、物語りが展開しました。前作も
 素晴らしかったですけど、この『2日で人生が変わる「箱」の法則』も
 前作を超える素晴らしさ。


 この『2日で人生が変わる「箱」の法則』は、家族がテーマです。
 今はどんなに幸せな家族でも、それぞれが自分の役割を追求し、
 子供が成長する過程で、いつ危機が訪れるかわかりません。


 その危機が訪れる前に是非、読んでおきたい一冊です。私たちは自分が
 大切であるからこそ、自分と一緒に人生を過ごしてくれる家族や、同じ
 目的に向かって力を合わせる仕事仲間が大切です。家族や仕事仲間を
 自分と同じ人間だと認識し、相手の気持ちを理解しようとする。
 そうすることで、家族や仕事仲間との関係の中で、幸せになれるのです。


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 自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
大和書房

 あなたは、自分自身をもっと知りたいですか?そして自分自身の能力を
 活かしたいと思っていますか?だとしたら、この本を読んでください。


  ◆人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、
  それに対して反応する。つまり人間は、相手が自分を
  どう思っているのかを感じることができる。


 ◆自分が相手に関心を持っていることをわからせようと
  しているとき、自分は相手より自分に関心がある。


 ◆対人関係では不器用であっても、他の人間を献身的な気持ちにさせたり、
  仕事に積極的に関わろうという気持ちを起こさせたりできる人間が
  存在する。彼らは、ものを作り出す。そしてそれだけでなく、
  ものを作り出すよう、周りの人を励ますことができる。


 あなたの周囲に起こる問題を、あなたが解決できないとき、
 あなたは『自分の小さな「箱」に入っている』可能性がある。


 私は、この本を読んで大きな衝撃を受けました。まさに
 自分が小さな「箱」に入っている。と思ったからです。
 ほとんどの人は、自分の利益のために、自分の本心を欺いて
 生きています。でも、そうしてしまうと、自分の心を蝕んでしまう
 という、最も自分にとって不利益な状況になってしまうのです。


 その人が嘘つきかどうか?ということは、意外と周囲にわかってしまうのですが、
 自分自身の気持ちに素直に生きているかどうかは、自分自身にしかわかりませんし、
 それが生き様だと思うんですよね。自分自身に誠実に生きること、
 極めて難しいですけど、1mmでも近づこうと努力することが大切だと思います。


 目先の利益を得るために、自分自身の信念や原理原則を欺いてしまったことが
 無い人はいないと思います。しかし、自分自身の信念や原理原則を欺くことは、
 自分自身の心を必ず蝕んでしまいます。蝕まれた心のままでは、清々しく
 生きることはできないし、人生の最後に自分を褒めてあげることが
 出来なくなってしまうのではないか?と思うのです。


 私は、他人に対して誠実になる前に、自分自身に対して誠実に生きないと、
 決して幸せになれないのだと、この本を読むことで気づくことができました。


 この概念は、とても難解なので、この本は物語り仕立てになっている。
 「ある世界、登場人物の性格を設定し、そこに発生した問題を、
 指南役が解決していく」という物語りが、読者に概念を理解させるために
 最も有効な方法だったのだと思います。


 私も、そしてあなたも、間違いなく自分の小さな「箱」に入っている。
 その自分の小さな「箱」とは、いったい何なのか? 自分がその、小さな
 「箱」に入ってしまっているとしたら、どうしたら脱出できるのか? 
 それを知りたい人は書店に急いでください。


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ザ・ゴール

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
ダイヤモンド社

2011年09月04日の記録…


 物語りは、工場の収益体制を改善させるための新しい考え方と手法を中心に繰り広げられる。経営者が気づきにくい問題や、大きくなった企業が陥りがちな問題の解決策が示されている。厚みがあるので、躊躇してしまうかもしれないが、内容は明快で物語りも面白いので、読み始めるとグイグイ引き込まれ、あっという間に読み終えてしまう。しかも、読み終わった後には、収益体制を改善するために新しい考え方と手法が頭に入っている。この本を読まない経営者や工場長がいるとしたら、著者より優秀な人物か、まったく無能な人物かのどちらかであろう。


 エリヤフ・ゴールドラット博士は「企業の目的は利益である」と言い切っている。言うまでもないが、それは従業員を酷使したり、品質を疎かにしたりすることではなく、全体最適を追求することと、持てるリソースを最大限に有効利用することによって、効率的に高品質の商品を造り(創り)供給するためのコンセプトだ!逆の言い方をすると、企業が利益を上げる事が出来れば、研究開発費も捻出しやすくなり、イノベーションも起こりやすくなるということだろう。より良い商品が開発され、顧客満足に繋がり、社会も良くなるのである。


 しばらくすると何が書いてあったか忘れてしまう本が多い中で、ザ・ゴールは、4年前に読んだときの記憶が鮮明に蘇る程の名著だ。多くの具体的な例が掲げられた本は、応用が効かないが、ザ・ゴールは、考え方を示しているので、その概念を自分の仕事に応用することができる。エリヤフ・ゴールドラット博士が示しているのは、表面的なテクニックではなく、理念に裏付けられたパラダイムなのである。


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99・9%は仮説

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
光文社

>単純な一元論や二元論を離れ、より大きな視点でものごとをみることが大切。より大きな視点とは「間主観性」と呼ばれているもの。世の中に100%の客観などありえない【客観とは、ある意味で習慣の寄せ集め】問題は、どうやってバラバラな主観的仮説どうしの間を「翻訳」し、 全体をうまく協調させるかなのです。間主観性というのは、ようするに「相手の立場になって考えてみる」というだけのことなのです。科学的な態度というのは、「権威」を鵜呑みにすることではなく、さまざまな意見を相対的に比べて判断する“頭の柔らかさ”なのです。


 世の中に客観などあり得ない。誰もが世の中を、そして自分自身すらも主観的に観察し評価している。習慣を寄せ集めて可能な限り客観に近い主観を手に入れようと努力するのか、割り切って自分の主観に全権を委ね、自分の主観が満足する人生を追求するのか、それは個々の自由なのかもしれないが、世の中が住みにくい方向に暴走している事態は、既得権益を守ろうとする人々が、自分自身の主観が、客観とは程遠いものに過ぎないという事実を知らず、自分の主観に頼った正義を振りかざすからだろう。力を持つ者ほど、知的でなければならない。

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