ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

日本語〈上〉、日本語〈下〉

日本語〈上〉 (岩波新書)
日本語〈上〉 (岩波新書)
岩波書店
本 金田一春彦

《日本語だけとは言わなくても、ほかの多くの言語には見られず日本語に見られる性格を明らかにすることは、いろいろな点で有意義であることはまちがいない。国語問題を考える上に、また日本語の使い方、つまり日本語による話し方・書き方を考える上にも役に立つであろうし、あるいは日本語教育を考える上に、また日本語の系統とか、他言語との交渉とか、日本文化の特色、日本人の精神内容を考える上にも、参考になるに相違ない。この小著の中で述べようとするのは、そのようなことについて、多くの先達の研究を借り、まとめた論考である。》
読書メーターへ


日本語〈下〉 (岩波新書)
日本語〈下〉 (岩波新書)
岩波書店
本 金田一春彦

終戦直後、占領軍が日本を支配していた時に、アメリカの文部省・日本支部ともいうべきCIE(民間情報教育局)では、日本語の表記方法の難しさに驚き、日本人の幸せのため、日本人に漢字や仮名を捨てさせ、ローマ字を使わせようとした。ただし、その前にしたことがえらい。何年何月何日から一斉にローマ字を使えという指令は出さなかった。すべての日本人に読み書き能力の客観的な調査を行い、その結果、おまえたちはこのように読み書き能力が高い、だからローマ字を使うようにという段取りをとろうとしたのである。…その結果はどうであったか。…
読書メーターへ

未来の年表 + 新型コロナウイルス

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
講談社
Digital Ebook Purchas

 人口が減少する理由と影響を様々な証拠に基づいて説明している。人口減少は、毎年、百万人減るとかの穏やかなものではなく、雪山を転がる雪だまのように、いずれ雪崩になるかもしれない。日本は、沈没する前に、無人島になるのか、それとも、植民地になるのか?


 新型コロナウイルスの影響で3月30日からテレワーク(リモートワーク)主体の勤務をしています。緊急事態宣言が発令されていた頃は、1日/月ぐらいの出勤でしたが、解除された後は、1日/週ぐらいの頻度で出勤しています。


 私は、この新型コロナウイルスの影響を、上手く転じれば、人口減少の歯止めにしたり、少ない経済活動で日本という国家を維持するための新しいライフスタイルにつなげることができるのではないかと思っているのです。まだ、頭の中がまとまっていないので、体系的な施策方策の案として提言することはできませんが、今回は、思いついたことを書き留めておきたいと思います。


 このまま、新型コロナウイルスの感染を抑制するためには、東京に一極集中していた経済活動を分散する必要があると思います。具体的には、東京にヘッドオフィスを持つ企業は、ヘッドオフィスを周辺都市に分散させ、スタッフが東京を通過して通勤することがないような施策方策が望まれます。夜の繁華街がやり玉に挙げられておりますが、満員電車が復活すると、間違いなく満員電車に起因する感染拡大が発生するからです。


 人間が新型コロナウイルスを運ぶ(蓋の無い)器である以上、人間が移動することを抑制することが、感染拡大を抑制する唯一無二の対策なのです。


 ITの進化で、いつでもどこでも仕事ができる時代になりました。極端なアイデアですが、誰もが企業に直雇用されるのではなく、ある程度の安定を補償されているマッチングビジネスに加入し自宅に近い職場で、スキルを活かした仕事を選ぶことができるようなシステムができれば、良いのではないかと思うのです。

ありのまま”の自分に気づく(読書メーターからの転載)

“ありのまま\"の自分に気づく (角川SSC新書)
“ありのまま\"の自分に気づく (角川SSC新書)
KADOKAWA/角川マガジンズ

 今よりもっと〇△×になりたいという欲求こそ、苦しみの原因。いかなる喜びも確実なよりどころにはならない。諸行無常を体得するために、どんな思いが生じても、永続する実態など持たない空虚なものにすぎないと執着を離れる。

 小池龍之介さんは、渇愛ということばを使われる。たとえ一つの欲が満たされたとしても、その快に慣れると、もっと強い刺激を求めるようになる。拡大する欲望は永遠に満たされることがないこをとを知り、執着を捨てない限り、永遠に平静を得ることはできないのです。

 欲望を拡大する方向では、永遠に満たされることがないこをとを、知らなければなりません。執着を捨てない限り、永遠に平静を得ることはできないのです。私たちは、ありのままの自分に満足し、手に入れたモノに満足し、縁のある人との関係に満足することを学ばなければなりません。

「耐えられない」という判断をすると、それで余分に悩んでしまう。けれども、「耐えているじゃないか、耐えられるじゃないか」と考え方を変えると、「もう耐えられない」と考えたことによる心の大混乱は収まっていく。つらさが軽減されてしまう。

「これから耐えられなくなりそうだ」と考えているのであって、今はまだギリギリまで耐えているんですよね。


「生まれた者には、もれなく死がついてくる、生まれたなら、もれなく苦を受け取る、苦につかまえられ、最後には殺され、それゆえ、生まれることを喜ぶのは、愚かなこと、」元が苦であることを知れば、喜びは尊い。

平常心のレッスン(読書メーターからの転載)

平常心のレッスン (朝日新書)
平常心のレッスン (朝日新書)
朝日新聞出版

>真面目で責任感が強い人ほどうつ状態に陥りやすい「自分はここまでできるはずだ」という過剰なプライドのなせる業だととらえることもできます。プライドの高さが「現実にはできない自分」を許してくれず、心が自分自身を罰してヨレヨレになってしまうのです……。

 私は、ビジネス書を読みあさり手段を学びながらも、その本質を理解することができていなかったし、実践が伴わなかったので、成果に繋げることが出来ませんでした。きっと実力の伴わないプライドの高さが、苛立ちとなって表面に現れ、周囲の人に不快感を与えていたのかもしれませんね。


 欲が満たされれば満たさられるほど欲が大きくなって、刺激になれてしまって、満足できなくなったり、やがて満たすことができなくなったり、不満な状態に陥ってしまう、というのは怖ろしいですね。平常心を保つためには、自己に執着しない気持ちに近づくことが必要なのですが、それが難しいんですよね・・・


 スポーツ選手なら大会の時、学生なら試験の時、社会人ならプレゼンの時など、何かを上手くこなしたい時、私たちは、実力以上の結果を残そうと緊張して、失敗してしまいがちです。それは、きっと、欲のなせる業、欲をとっぱらって、実力通りの結果を出そうと、平常心で臨む時、最も良い結果が出るのではないかと思います。


 私が役にたたないことをノンビリ考えていられるのも、先人たちの欲望が生み出したシステムのおかげということですね。ありがたいことです。人類の進歩を仮に減速させるとして、何を残さなければならないかと聞かれたら、気の持ちようではどうしようもない痛みなどだと思うのですが、それを取り除く技術を進歩させるためには、もしかしたら今の流れを止めることが出来ないのかもしれませんね。

考えない練習(読書メーターからの転載)

考えない練習 練習シリーズ
考えない練習 練習シリーズ
小学館
Digital Ebook Purchas

 いつもよけいな考えごと、とりわけネガティブな考えごとに支配されている母のために、と買った本でしたが、自分が先に読み始めてしまったら、自分のためにこそなる言葉に溢れていたので、母の分は、もう一冊買いました。


 「慢」とは、良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく「欲」の煩悩のうちのひとつです。とか、怒りの発散を繰り返すことによって、怒りを表に出しやすい直感的な性格に近づいてくのです。など、耳の痛いことばかりですが、そんな間違った方向に暴走する自分に急ブレーキをかけるために、考えない練習を!


 よけいな考えごととは、いわゆる「煩悩」なんですよね。後悔、憂い、いずれも、今考えてもどうしようもないことなので、後悔は教訓に、憂いは目標に変換して、今を精一杯生きることが大切です。そして焦ってはいけません。周囲の目を気にせずに、マイペースで進みたい。


 取引先から頼まれた仕事を理解しようとすらしないまま丸投げしてくる同僚に腹を立てている自分がいる。まず、自分が少しでも理解しようとすることが、当然のことだと思うからです。相手のことを考えることは、簡単なようで中々難しい……


 続いて『平常心のレッスン』を読み終え『“ありのまま”の自分に気づく』読んでいるところなのですが(小池龍之介さんが仰る)仏道の教義を使って自分を客観的に見つめる方法を習得させ、あるべき姿に向かって実践するべき瞑想の方法を指南してくれる。これだけ多作なのにも関わらず、必ず新しい切り口を見せてくれるあたりは、さすがですね。