ディフェンスラインを上げろ! @ 作業興奮だ!

ディフェンスラインを上げろ!というタイトルですが、このブログのテーマは、サッカーではありません。私がディフェンスラインを上げろ!と言っているのは、個人や組織の能力の底上げを意味しています。天才ならともかく、凡人は、特定の能力を高めるよりも、汎用性の高い能力の底上げが大切です。この考え方は、私たち一人ひとりの人生にも、組織の運営にも、必要な意識をもたらすものだと信じています。

自由な人生のために20代でやっておくべきこと

自由な人生のために20代でやっておくべきこと[キャリア編] (幻冬舎文庫)
自由な人生のために20代でやっておくべきこと[キャリア編] (幻冬舎文庫)
幻冬舎

 ついつい買ってしまう、本田直之さんの本。20代の次女だけではなく、60代の私にとっても、参考になるようなことが、たくさんあります。自由な人生のために“やっておくべきこと”は、チャンスが来た時に、しっかり掴めるように、ポテンシャルを上げておくこと…


 2018/12/9、NHKの『目撃にっぽん』を観ていたら、仕事に就かず、学校にも行っていない“無業”の若者(35歳まで)は、54,000人もいるんですってね。人手不足が叫ばれる中、彼らは、日本の救世主に鳴り得る存在なのに、人間関係の挫折から、コミュニケーション力に恐れを抱いているのです。彼らを育てられるのは、もしかしたら彼らの親世代に当たる、私たち定年族?


>長期的に見て確実なリターンがあるのは、目先の年収より「学び、自分がそこでどれだけ力をつけられるか」。会社選択の際に、「自分がやりたいことができる」ことを理由にした人の方が、給与などの「待遇がよい」ことを理由にした人より、その後の仕事における満足度が高かったそうです……。


 この話を受けて、私は、仕事の「やりがい」は、「どれだけ、自己裁量が与えられるか」言い換えれば、「責任を背負うことが出来るか」に比例すると思いました。仕事が出来るようになれば、自己裁量も責任も増えて大きくなり、やりがいに繋がるのだと……。


 残りの人生を自由に暮らすためには、ある程度の収入と健康が欠かせないが、それを得るためには、自分のスキルをマネタイズする知恵が求められる。社会から求められる能力を身につけることと、誰かに声をかけてもらえる信頼を得ることが大切(^▽^)/

道しるべとしての仏教

 仏教は、キリスト教やイスラム教よりも、むしろ哲学に近い概念の美しい「所作」が教えてくれる幸せの基本ような気がしています。誰かが考えた神話を盲目的に信じるのではなく、人間を観察した結果から得られた智慧が時代に磨かれ精製された、そんなところも哲学に近いのではないかと…

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)
入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)
講談社

 所作が美しい人と言えば、お坊さんですが、皇室の方々の所作も美しいですよね。そこに共通するのは、ゆっくりとした丁寧な動作が醸し出す優雅さなのではないかと思うのですが、その逆の、急で雑な動作からは、どうしても、その人の苛立ちを感じてしまいますよね。

美しい「所作」が教えてくれる幸せの基本 (幻冬舎文庫)
美しい「所作」が教えてくれる幸せの基本 (幻冬舎文庫)
幻冬舎
2017-04-11

「悟る」というのは、どのような状態なのでしょうか? 私は、良いことが限りなく無意識で出来る状態なのではないかと思います。そうなるために、初期仏教では、意識でコントロールできる動作を、徹底的に意識的に行うことを「行」としているのでしょう。

悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)
悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)
幻冬舎
2016-10-28

 もう一つ「悟り」の在り方は、相手の気持ちが見えるということなのではないでしょうか、自分の言動に、言葉にならない相手の反応が表れ、それを感じられるということなのだと思います。一方的に自分の言いたいことを話すのではなく、相手の反応を感じながら、踏み込んだり引いたり自在にできるような状態です。

解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)
解脱寸前 究極の悟りへの道 (幻冬舎新書)
幻冬舎
2018-11-30


ブッダが教える 執着の捨て方

 悩みごとというのは、すべて「執着」から生まれてくる。心の中にどうしても手放したくない「欲」があるから。自分でもまったく気がついていない執着もたくさんある。必要のない物まで買い込んだり、捨てられなかったりするのは、物に執着しているから…本書では、欲、自分の意見、習慣、自分はいる、という四種類の執着をすべて手放すことをめざすそうです。

ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)
ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)
大和書房

「あなたが必死にしがみついているものは何ですか?社会的地位です?お金ですか?家族ですか?それとも、仕事でしょうか?世間からの称賛でしょうか?若さでしょうか?」私は、もうそんなものは、とっくに諦めたつもりでしたけど、自分の考え、自分に対する愛着も「欲」であるとするならば、年々しがみつく強さが増しているような気がします。


「いかなる悩み苦しみであっても、不平不満であっても、愚痴であっても、私(自我)があるから起こるのです」と言われてしまうと、「仰る通りだと思います」と言わざるを得ません。さて、どうやって捨てる?

しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)
しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)
幻冬舎

 先に読んだ、アルボムッレ・スマナサーラ氏の『ブッダが教える 執着の捨て方 (だいわ文庫 B 176-4)』に書かれていた内容と似ている。小池龍之介さんも、頻繁にブッダの言葉を引用していますが、ルーツは一緒なんでしょうね。もしかしたら、アルボムッレ・スマナサーラ氏の著書も、読んでいらっしゃるかもしれませんね。

11月の読書メーター 読んだ本の数:11冊。

10月に引続き、空海を中心に仏教関係の本が9冊でした。
人類を進歩させるのは、科学かもしれませんけど、調和させるのは、
仏教的な考え方なのではないだろうか?と思う日々です。
いただいたナイス数:1045!ありがとうございました! 


人生をシンプルにする 禅の言葉 (だいわ文庫)人生をシンプルにする 禅の言葉 (だいわ文庫)感想
「この社会の中で、いかにして幸せを実感すればいいのか、それは、自分がしていることが、きっと世の中の役に立っている、誰かに必要とされているのだと信じることです。どんな小さなことでもかまいません。たった一人の人に対してでもいいのです。」どのような境遇に置かれていても、幸福感を感じられない人がいます。そのような人は、自分自身が満足できないだけではなく、周囲の人から幸福感を搾取してしまうのではないでしょうか。人生の中で自分が幸せになるために必要なモノやコトを見詰め直し、生活をミニマルでシンプルにすることが大切。
読了日:11月25日 著者:枡野 俊明


考えない練習 (小学館文庫)考えない練習 (小学館文庫)感想
いつもよけいな考えごと、とりわけネガティブな考えごとに支配されている母のために、と買った本でしたが、自分が先に読み始めてしまったら、自分のためにこそなる言葉に溢れていたので、母の分は、もう一冊買いました。「慢」とは、良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく「欲」の煩悩のうちのひとつです。とか、怒りの発散を繰り返すことによって、怒りを表に出しやすい直感的な性格に近づいてくのです。など、耳の痛いことばかりですが、そんな間違った方向に暴走する自分に急ブレーキをかけるために、考えない練習を!
読了日:11月24日 著者:小池 龍之介


空海と最澄はどっちが偉いのか? 日本仏教史 七つの謎を解く (知恵の森文庫)空海と最澄はどっちが偉いのか? 日本仏教史 七つの謎を解く (知恵の森文庫)感想
「空海が唐から戻った後、空海より年上で、超エリートであるはずの最澄が、空海に密教についての教えを乞い、立場が入れ替わっています。最澄が開いた天台宗では、密教に関しては遅れをとったため、最澄の後に続く弟子、円仁などは唐に渡って十年かけて密教を学び、密教についても空海に匹敵するようなものを持ち帰りました。」私が読んだ本によると、空海は、事前に身につけた教養によって運を味方につけ、時には強引とも言える方法で影響力を得た人で、最澄は、謙虚で真摯であるがために、求心力という点では後塵を浴びてしまったという印象です。
読了日:11月24日 著者:島田 裕巳


空海入門 (角川ソフィア文庫)空海入門 (角川ソフィア文庫)感想
弘法大師空海の著作を、多くの人々が理解できるようにしたいと、正確な現代語に訳してこられた、加藤精一さんによる『空海入門』。最澄と空海と、並べて語られることの多い弘法大師ですが、大日如来のお導き、としか言いようのない強運を、更に強引とも言える説得力で引き寄せた人だったんだなぁ~と思います。目的を達成するための影響力を得るためには、時勢を読み権力を味方につけることも必要なのですが、少なくとも空海が達成しようとした目的は、世の中の全体最適を目指したものであったということが、現代の為政者と違うところだと思います。
読了日:11月23日 著者:加藤 精一


生と死についてわたしが思うこと (朝日文庫)生と死についてわたしが思うこと (朝日文庫)感想
最近、思っていること…成長するということは、自分の主観の中に、客観(間主観)を取り込んでいく、ということではないか、ということ、姜尚中さんの本を読むと思うことは、より客観的になるためには、もっと社会のことを知らなければならないということ、そして、日本人として逃れられない、固定された視点から、外国人の視点、在日の人の視点なども可能な限り取り込んでいかなければならないということ、世界の緊張は、為政者として客観性が不足している人が政権を握り続けている(その人を選ばざるを得ない)ことによるものではないでしょうか?
読了日:11月23日 著者:姜尚中


ブッダが教える意志力の鍛え方 (だいわ文庫)ブッダが教える意志力の鍛え方 (だいわ文庫)感想
《だらしない生き方を改めることを目的として努力する…脳が「その目的に挑戦することは価値がある、有意義である」と理解して納得すると、脳は瞬時に優先順位を判断でき、挑戦することが苦行ではなく、おもしろさに変わる。すると、怠けるとかサボるということがなくなります。》生きるということは、成長し続けることを誓うこと、但し、何処を目指すのか、ということは、その時々で可能な限り明確にするために、自問自答を続けなければなりません。そして、目標を絞り込み、手段を精査して、邁進しなければならないのです。


読了日:11月23日 著者:アルボムッレ・スマナサーラ
老いを自由に生きる~とらわれない・持たないブッダの智慧~ (だいわ文庫 B 176-2)老いを自由に生きる~とらわれない・持たないブッダの智慧~ (だいわ文庫 B 176-2)感想
中国を経由して日本に伝わったのは、お釈迦さまが亡くなってから数百年後に成立した大乗仏教でした。一方、本書で伝えられるのは、お釈迦様の時代から伝えられたバーリ語(古代インドの言葉)の経典を元にしているテーラワーダ仏教です。お釈迦さまが説いたのは「どう生きればいいのか」という、人間なら誰もが抱く疑問に対する答え、私たちがよりよく生きるための智慧なのです。仏教では「幸せになるには身体の健康ではなく、まず心の健康を追求しないさい」と教えるそうです。ありのままの自分を受け入れ、無理のない人になりたいものです。
読了日:11月17日 著者:アルボムッレ スマナサーラ


脳から身体を治す 世界のエリートは知っている最高の健康法 (朝日新書)脳から身体を治す 世界のエリートは知っている最高の健康法 (朝日新書)感想
近年、「痛み」「疲れ」「気持ちの沈み」を感じていたのは、身体ではなく、「脳」だったことが解明されつつあり、こうした症状を改善させるには、「脳を整える」必要があるとのことです。治療法の一つは、この本の主題とも言える「TMS(=経頭蓋磁気刺激)」という機器を取り入れた最先端の医療ですが、まだ誰もが身近に受けられる方法とではないので、私たち読者は、もう一つ、注目されているというマインドフルネスという方法に頼らざるを得ません。医療にも積極的に取り入れられている、マインドフルネスで「バランス脳」を育てたいものです。
読了日:11月17日 著者:久賀谷 亮


ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)感想
この『ブッダをたずねて』では、ゴータマ・ブッダの生涯を紀元前463年頃に生まれ、紀元前383年頃没という説が有力だとしています。ドイツの哲学者K・ヤスパースは、ゴータマ・ブッダ、ソクラテス、孔子、イエスを含む時代を『枢軸の時代』と名づけました。この四人の巨人は、人間一人ひとりがかけがえのないものであると主張したのです。「人間には親族や仲間がいます。しかし、誰もが一人ひとりの生を生き、そして一人で死んでいかなければならない」という個々人の魂の救済をどうするのかという問題を、ブッダ、イエスたちは扱ったのです。
読了日:11月04日 著者:立川 武蔵


空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)感想
『般若心経秘鍵』に続いて手に取った『三教指帰』は、24歳の時に作成した『聾瞽指帰(ろうこしいき)』を、空海が入唐の際に中国に持参し、本場の学者たちの教えを参考にして(帰国後と推定されるが)序文を改め、韻のふみかたなどを修正して3巻に分け、改名して世にだしたものとのことです。『密教の聖地 高野山(サンエイ新書)』などによると、『聾瞽指帰』には、18歳で大学に入るも、1年で退学し修行を始めた理由について、出家を反対する親族に対する宣言書とされていたので、この寓話のような物語は、意外でした。
読了日:11月04日 著者:空海


空海「般若心経秘鍵」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)空海「般若心経秘鍵」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)感想
加藤精一さんは、かねてから、弘法大師空海の著作を、できるだけ正確な現代語訳にして、多くの人々にその概略を理解できるようにしたい、と願い、空海の処女作『三教指帰/さんごうしいき』(空海24歳)、『秘蔵宝鑰/ひぞうほうやく』(空海57歳と考えられる)を上梓された、そして平成23年、この『般若心経秘鍵/はんにゃしんぎょうひけん』(空海61歳)を出版された、私でも理解できる美しい現代語訳によって、誰もが弘法大師空海の灌頂を受けることができる。加藤さんが、成し遂げた、このような仕事をライフワークと呼ぶのであろう。
読了日:11月03日 著者:空海

私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

 池上 彰さんによる『おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書) 』>> 第一章 宗教には、今、私が学んでいる「ゴータマ・シッタールダの出家」という項がありました。取り急ぎ、読んでみます。

おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
NHK出版