ディフェンスラインを上げろ! @ 作業興奮だ!

ディフェンスラインを上げろ!というタイトルですが、このブログのテーマは、サッカーではありません。私がディフェンスラインを上げろ!と言っているのは、個人や組織の能力の底上げを意味しています。天才ならともかく、凡人は、特定の能力を高めるよりも、汎用性の高い能力の底上げが大切です。この考え方は、私たち一人ひとりの人生にも、組織の運営にも、必要な意識をもたらすものだと信じています。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
文響社

 2016/6/7第一刷発行なのに、BOOK OFFの~200円コーナーで見かけるようになってしまった『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』。Windows 95、98のアーキテクトを務めたプログラマーは「集中力を無理に弾き出さなければいけない仕事をそもそもするな」言い放ち、若干強引な方法を使いながらも、自分が本当に好きなこと・やりたいこと・夢中になれることを見つけ出し、勝ち取って来た軌跡を振り返る。その秘訣の中核は「すべての仕事をスタートダッシュでこなして、最初の2割の期間で仕事量の8割を終える。」こと…


 中島聡さんは「やりたいことはもちろん、やりたくないことこそ、とにかく取り掛かって効率よく終わらせることで、やりたいことに割ける時間が増える」と書かれています。「とにかく取り掛かることで、難易度もボリュームも見積もることができる。プロトタイプを作ることで、周囲の理解も得られ、承認される。最初の2割で8割がた完成させることで、時間の余裕が生まれる」と書いていますが、それが出来ないから、苦しいんですよね。でも出来れば楽になれる(・・?


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街場のメディア論 (光文社新書) 内田 樹

街場のメディア論 (光文社新書)
街場のメディア論 (光文社新書)
光文社 2010-08-17                             

 この本の主題には直接関係ありませんが、私は、第一講「キャリアは他人のためのもの」が好きです。《人間がその才能を開花させるのは、「他人のため」に働くときだからです。人の役に立ちたいと願うときにこそ、人間の能力は伸びる。とにかく「これ、やってください」と懇願されて、他にやってくれそうな人がいないという状態で、「しかたないなあ、私がやるしかないのか」という立場に立ち至ったときに、人間の能力は向上する。ピンポイントで、他ならぬ私が、余人を以ては代え難いものとして、召喚されたという事実が人間を覚醒に導くのです。》


 第六講「読者はどこにいるのか」も興味深い内容です《電子書籍が読者に提供するメリットは利益が出ない本を再びリーズナブルな状態に甦らせたこと。読者が読みたかったけど読むことが難しかった本へのアクセシビリティを高めたえたこと。電子書籍の登場により、紙ベースの出版ビジネスがおびやかされることを危惧するよりも、紙ベースでは利益が出ない本に注目が集まることによって出版に繋がるなど、ポジティブな展開を促進するように動くべきだ。これからは編集者がネタを探すのではなく、電子媒体で 読む読者がネタを探してくれる時代になる。》


 メディアの役割が事実と客観的(間主観的)に伝えることなのだとしたら、現代は、かなり歪んでいるかも…


 2010年6月中旬に書いたという「あとがき」の中で「好んで”腐りやすい”イシューを扱うというのは、たぶん僕の悪癖の一つなのでしょう。さて、今回のメディア論の賞味期限はどこまで保つのでしょうか。」と仰っていた内田樹先生でしたが、「メディアが集中的に論じる論件については、僕たちも選択的に詳しい。けれども、メディアが扱わないトピックについてはほとんど何も知らない。」という状態は、2018年7月中旬の時点でも、ネットというメディアのシェア拡大をスマフォの普及が加速させたために、ある意味予言通りになっているような…


 モノやサービスならともかく、報道が、需要と供給の関係になるのは問題ですよね。私は毎朝4時に起きて、横目でテレビを観てながら朝食を食べたり雑事を片付けたりしているのですが、横並びのスポーツ、エンタメ報道は、要らないかな。


 モノやサービスを売る方法は「メリットで説得する」が王道ですが「対象の危機感を煽る」という手口も多用されがちです。でも、報道では使ってはいけない禁じ手ですよね。


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「仕組み」の大事な話

「仕組み」節約術
「仕組み」節約術
光文社

 お金が貯められない。赤字家計から抜け出せない人も、自分の浪費グセを把握することで、どこを削っていくべきなのかが見える。「仕組み」節約術では、お金を使いたくても使えない、使いたいと思わない状況を作っていく。お金と時間を等価と考えることが、より豊かな毎日を生みだしてくれる。


 時間とお金をうまくコントロールして両方のムダをなくせば、浮いたお金で有意義な時間を楽しみ、その時間をまたお金を生みだす活力に換えていくというような、好循環の「仕組み」をつくることができる。節約は、おかねの自由を手に入れるための最初の一歩。

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術
最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2008-03-03

 「仕組み仕事術」を導入する目的は、仕事を何十倍というスピードでできるようにすることで、その空いた時間を人間が本当にやらなければならないこと「アイディアを考えることなどクリエイティブな仕事」に費やすためです。


 先ずしなければならないことは、仕事を「仕組化が必要な作業系」と「時間と労力を費やすべき考える系」に分け、作業系の仕事を仕組化することで、徹底的に楽にやることを追求し、考える系にひたすら時間と労力をかけられる状況を作り出すことです。

お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~
お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~
WAVE出版

 以前読んだ『仕組み仕事術』は「作業系の仕事を仕組化することで、考える系に時間と労力をかけること」を推奨する内容でしたから、私は泉さんを「仕事術のコンサルタント」だと思っていましたが、この本は、ご自身の成長譚を綴ったもので、高校を中退し「学歴」がないというハンディキャップを背負った時から、ビジネスできっかけを掴み、不動産を始め様々な分野で成功を収めるまでの軌跡を赤裸々に書かれています。


 具体的な事例だけではなく、チャンスを継続的に成功に導くために必要な、抽象的な原理原則が理解できるので、お薦めできる内容です。


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学びは、有用性が分からないところから始まる。

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
講談社

 学びは、どのような有用性をもたらすか分からないところから始まる。学びに投じられた子どもは、すでに習い始めている。学び終わったときは学びの主体そのものが別の人間である、というのが運命なのです。


 私が_内田先生の著書を読むようになったのは、まだサイクリングを始める前に遡る。高くなってしまった血圧を下げるために江戸サイをウォーキングしていた頃。その日は、たまたまラジオを持って出かけていました。大竹まことさんのラジオ番組で、先生の「先生はえらい」を紹介していたのだ。この偶然の重なりによって、私は先生の著書に出会ったのです。


 この本も凄い本です。日本の子供たちの学力低下は、ゆとり教育のせいにされているようだが、先生は、この問題の違う切り口を見せてくれています。
 学びの場で、学ぶことに対して、教師に「先生、これは何の役にたつんですか?」と聞く子供たち・・・何の役に立つか知らなければ、自分にとって有益な情報でなければ、学ぶことを拒否する子供たち・・・


 内田先生は「起源的な意味での学びというのは、自分が何を学んでいるかを知らず、それが何の価値や意味や有用性をもつものであるかも言えないところから始まるものなのです。学びのプロセスに投じられた子どもは、すでに習い始めている。すでに学びの中に巻き込まれていしまっているのでなければならないのです。学び始めたときと、学んでいる途中と、学び終わったときでは学びの主体そのものが別の人間である、というのが学びのプロセスにに身を投じた主体の運命なのです」と書いています。


 この考え方は、養老孟司先生が仰っていることにも相通じることであると思います。つまり、学んだことが何の役にたつかなんてことは、学ぶ主体が変わる(成長して視点が広がる)のだから想定できないわけだし、現時点の視点でこれから学ぶことを評価するなんてことは非常にナンセンスだということだと思います。


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自分が変わる本当の気づき。

ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論
ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論
講談社

自分が変わるきっかけになるものこそが本当の気づき。


新たな価値の創造に挑む
 これは、「新たな価値の創造に挑む人」のための本だそうです。著者は、この書籍が、「Wicked Problem(正解のない問い)にどう答えを出すか」にチャレンジしている人の役に立つことを望んでいるそうです。さて、私は、自ら「Wicked Problem」を立て、この本の助けを借りて、その答えを見つけることができるのでしょうか(・・?


物語の舞台は…
 ある企業のある組織。そこそこ大きい会社で、そこそこ儲かっている…そんな企業こそ、競争優位性を維持するために、新たな価値を生み出し続ける必要がある。


イノベーションが起きにくい原因
 この本は、そんな組織だからこそ、イノベーションが起きにくい原因があることを鋭く抉っている。会社は”事業の継続”が本来の目的であり、そのために”社会や顧客への貢献”を行い、その対価として”利益”を得るわけだが、往々にして短期的な利益を追う形になって不誠実なことが起こり、長期的な信用を失っていく。経営者や管理職こそ読まなければならない内容だった。


「自分が変わるきっかけになるものこそが本当の気づき。それを得られるようにするためには、学んだことを意識的に忘れ、自分の考え方と反することであっても、まずは共感して受け入れる。起こっている事実から学びを得ようとする。」


「人間は気づかないようにできている。自分の考えと相反する情報が入ると、不快な気持ちから脱するために、どちらかを直ちに捨てようとする。また、一度印象が確定してしまうと、なかなかその枠組みから抜け出すことができない。さらに誰かの行動を解釈するとき、原因を、性格など、その人に求めがちである。」

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