ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

一瞬で自分を変える法


 もしあなたが脳の使い方を身につけ、本書で紹介してきたテクニックを活用できるようになれば、6週間後、6カ月後、6年後には人生はひと味違ったものになるはずだ。

 人生は積み重ねである。本書紹介した原理を一つ活用したなら、あなたは一歩前進したことになる。一つの「きっかけ」から、一つの結果が生まれる。その結果を一つ、また一つと積み重ねていけば、人生は一つの方向へと進み始める。どんな歩みも最終的な目的地へと続く一歩なのである。

 あなたの中にある「無限の力」とは、変化、適応、成長、進化する能力のことである。どんな経験からでも何かを学び、それを自分のために生かす力である。自分らの考え方や行動、それによって生まれる結果を変えていくことなのだ、人を思いやり、愛することは、人生をより良いものにす力が秘められている。

脱会議 今日からできる! 仕事革命


 会議中毒の会社の特徴は、ズバリ、「会議>顧客」の風土に汚染されていることです。顧客の満足をアップさせる取り組みよりも、社内の会議が優先されているからです。進捗を確認するために人を集めるのは、「無駄の中の無駄」です。進捗というのは、資料やITなどのツールで報告してもらえば、事が足ります。どうしても面と向かって確認したければ、「1対1」でやればいいのです。

 進捗確認や報告事項は、会議の前に資料などで終わらせておいてください「会議の前に成果とのギャップをチェックする。ギャップを埋めるための改善策を事前に提出しておく」。120930

120930の時点では、★★★かな?と思っていましたが、その後、★★★★にしました。

ドラッカーは、こんな言葉を残しているそうです。
「方向づけのない会議は迷惑なだけにとどまらない。危険である」
また、ドラッカーは、「みんなが会議をしているような組織は、何事もなしえない組織であり、4分の1以上の時間が会議に費やされているならば、組織の構造に欠陥があると考えて良い」と断じているそうです。

つまり、結果を報告し承認するのが当たり前のような会議は不要ですし、結果を報告する場にも関わらず、懸念事項がでるような運営ではいけないということだと思います。目的を達成するために手段を複数件立案し、会議ではなく議論にてそれぞれのメリット、デメリットを評価し選択していく。そのような会議を繰り返していれば、必ず効率は上がるはずです。

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)
僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)
講談社


大切なのは、投資家的に考える、ということ


資本主義社会を生きていくための武器とは、現実の世界で難しい課題を解決したり、ライバルといった「敵」を倒していくことで、初めて手に入るものなのだ。


・これからますます富めるものと貧しいものの格差がひろがってくるであろうことは、現状を見る限りほぼ間違いないと言えるだろう。


我々が生きる21世紀の日本は、ますますグローバル化する資本主義の潮流に呑み込まれていくだろうということだ。その波に呑まれず、生き延びるためには、まず、この「資本主義2・0」ともいうべき世の中の「ルール」を熟知しなければならない。


・大切なのは、投資家的に考える、ということなのだ。自分の時間と労力、そして才能を、何をつぎ込めば、そのリターンとしてマネタイズ=回収できるかを真剣に考えよ、ということなのだ。才能のある人、優秀な人は、パイを大きくすること、すなわちビジネスに行くべきだ。


・このような世の中でビジネスを起こすとき、本当に意味を持つのは、自らが動いて夢中になりながら手に入れた知識だけだ。自分の力でやったことだけが、本物の自分の武器になるのである。資本主義社会を生きていくための武器とは、現実の世界で難しい課題を解決したり、ライバルといった「敵」を倒していくことで、初めて手に入るものなのだ。

武器としての決断思考


 カオスの時代を生きていく若い世代に必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。「ディベート思考」の考え方を身につけることによって、正解ではなく、「いまの最善解」を導き出す力を身につけましょう!なんのために議論を行うかというと、さまざまな意見を戦わせることで、より優れた答えを導き出すためなのです。

 議論に特定のルールを加えたものがディベートで、4つの大きなルールがあります。①特定の論題について議論する。②賛成派と反対派に分かれる。③話す順番、発言時間(制限時間)が決まっている。④第三者を説得する。

 このようなルールが決まっているため、自分に都合の悪い意見や、自分の価値観からは出てこない意見もすべて視野に入れたうえで、頭の中で賛否両論をぶつけあって、最善解を決める(決断する)ことができるのです。また、大事なのは、見ている第三者(審判)を説得することで、議論する相手を論破したり、相手の意見を変えさせる必要などないのです。

武器としての交渉思考


 交渉とは、複数の人間や組織が、話合い合意を結ぶことで「現実を動かしていく」ために行うものです。ビジネスというものは、自分や組織の外部にいる人や組織と交渉して、合意を結ぶことのくり返しです。今後、付加価値を持つビジネスはすべて交渉をともなうものになるでしょう。

 複数の人が集まってひとつの目的に進むときには、大きなビジョン(ロマン)と、それを実現させるためのコスト計算(ソロバン)の両方が大切になり、そのロマンとソロバンをつなく役割を交渉が果たすわけです。

 世の中を大きく変えたいと思うならば、きちんとソロバンの計算をしながら、大きなロマンを持ちつづける、その両方が必要になるのです。
 企業にとって、事業を通じて社会貢献と利潤の追求することは、必ず両立させなければならない目標となるわけです。