ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

奴隷の時間 自由な時間


「時は金なり」は、Time is money.を訳したものですが、私は大嫌い。これは明らかに拝金思想です。時間は金なんかよりも、もっともっと貴重です。金なんかなくたっていい。われわれはもっと時間を大切にしようではありませんか。

 ひろさちや さんは、1936年生まれ。仏教を中心に学ばれてきた方ですから経済至上主義的な考え方に対して否定的。その辺を「そんな考え方もあるでしょう」と客観的に受け入れながら読むことができれば、得る概念は、多いと思います。どちらかと言うと、人生のベテランにおススメしたい内容です。

言葉の魔法

言葉の魔法―「満足生活」をつくる話し方・考え方365日 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
言葉の魔法―「満足生活」をつくる話し方・考え方365日 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
三笠書房

 成功者というのは、お金や地位やものを手に入れた人ではありません。自分なりの目標を達成していくために努力をし続ける姿にこそ成功があるといいます。他人と比較することもなく、人をうらやむこともありません、人は人として、自分は自分なりの目標があるので、それに見買ってひたすら努力を続けます。


 時間がないという人はお金もないね、と私がいうと、皆さんが笑います。けれどもこれは事実です。時間もお金も自分でつくるものだからです。自分がなにかをしようと思ったら、まず目標を立て、それを実現する手段を実行していくことが大事です。

エクセレントな仕事人になれ!


 勝利をつかむのは最も説得力のある、最も共感レベルの高い物語を持つ人だ。物語は100%感情の産物であり、人の感情は山をも動かす力がある。あなたのキャリアや会社、現在進行中の6週間のプロジェクトに関するものが足りを説得力たっぷりに語れる話術は、優れたアートの一種と言っていい。
 あなたの会社や組織の存在意義は、説得力を持つ物語にある。あなたのキャリアも一つの物語だ。男であれ女であれ、勝利をつかむのは最も優れたもの物語を持つ人である。だから物語に全力を傾けよう!物語の構想/語り/実践/提示というアートの名人になれ。

<わかりやすさ>の勉強法


 「<わかりやすさ>の勉強法」というタイトルですが、「<わかりやすさ>の解説法」も含まれています。つまり、池上さんにとって、勉強の目的は、解説するためであり、わかりやすく解説するためには、解説することを、しっかり理解していることが必要と言うことでしょう。
 しっかり理解するためには、その現象を断片的に知っているだけでは不十分です。その現象が起きる文脈、歴史的な背景を知らなりません。歴史の勉強は、起源から始めますが、もしかしたら、現象の理由を遡るような勉強方法の方が、しっかり理解するためには良いのかもしれません。
 そして、少ない労力で、現象を理解するためには、池上さんのような名解説者の本を読むことが、とても有効なのではないかと思います。

魂を売らずに成功する


 よいリーダーになるためには、現実を見ることからはじめよ。「私の会社の製品やサービスは何の役に立つか?」を問うのだ。顧客は賢い会社と取引したいと思っている。あなたの会社が顧客の役に立っていることを示せたら、顧客が自分では気づかないことまで理解していることを示せたら、顧客はあなたの会社の洞察力に驚嘆することだろう。

 企業のリーダーたちは、すべてのサービスが他とつながり、他に依存する「一つのシステム」と考えるべきだ。すべてのものが他のすべてのものと関係しており、すべてのものが重要なのだ。

 何よりも薦めたいのは、メモを持ち歩いて、そこに「あなたのルール」を書き込むことだ。そうすると、見聞きすることに以前よりも注意深くなっていることに気づくはずだ。あなたにとって、大事な考え方や、世の中を理解するために役立つ考え方を見つけて欲しい。

 不安な気持ちで仕事に臨むと、少なくとも二つの意味で損だ。一つは、「不安のせいで失敗する可能性が高まる」こと。もう一つは「仕事を楽しめなくなる」ことだ。だから、不安が胸にこみ上げてきたり、みぞおちあたりに居座ったら、この最初のルールを思い出そう。不安にかられてチャンスを逃さないでほしい。このルールは他のすべてに関係している。

 まずはひと息おいてニッコリしよう。そして、その後の旅を楽しもう。