ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

一勝九敗


 人は安定を求めるようになると、そこで成長が止まってしまう。高い目標を掲げて、それに向かって実行努力することこそ重要。到底無理だと思われる目標でも、綿密に計画を立て、それを紙に書き、実行の足跡を常に比較し、修正していく。そうすれば、大概のことは、うまくいく。大事なのは諦めないことだ。

 いつも未来を見ている人、いつも昔を振り返っているいる人、人間には二通りの人がいると思うが、過去を振り返るよりも将来に向かって努力することの方が大事なのだ。未来は良くなると思わなければ誰も行動しない。最終的にどういったことをするのか、明確な目標、目的、コンセプトを持っているか持っていないかで、「十年たったら百倍」の違いが出る。

サブリミナル・インパクト


 本人も与り知らない無意識の認知メカニズムの存在が、ヒトの本性を規定するとともに、現代社会に特有の諸現象にも深く影を落としている。日常の行動のかなりの部分が、無意識の仕組みにになわれている。自由な意思による選択にも無意識が関与している。習慣化した行動やからだの慣れが、理性的判断を裏切ることもある。

 人間の記憶の大部分は、むしろ潜在的である。人のからだは、感性的な判断が働く前に、からだの生理や記憶が反応してしまう。大脳皮質の高次レベルの認知機能とは無縁のところで、さまざまな身体の適応機能が働いている。しかも、低次や皮質下の働きは自覚されにくい。そのため無意識の優位反応を練習で培い、期待した結果が得られるように「練習は本番のつもりで。本番は練習のつもりでやれ」などと言われるのである。

2012年6月11日 紀伊国屋書店 流山おおたかの森店で購入
1996年10月25日 初版、2011年3月25日 第14版

「わかる」とはどういうことか


 思考の単位は、記憶心像である。記憶心像の整理には、言葉が重要な働きをしている。相手の言葉を理解するには、社会共通の言葉の意味を知っておく必要がある。意味の記憶は、何度も繰り返し経験することで少しずつつくり上げていく記憶である。繰り返すと同じ神経回路が活動する。同じ神経回路が興奮すると、その回路を作っている神経細胞と神経細胞との繋がりはだんだん強固になり、一回だけの記憶だと忘れてしまうことでも、忘れにくくなるのです。

 知能とは、常に変化し続ける状況合わせ、その時にもっとも適切な行動を選び取る能力である。ある状況に最適な行動を起こすには、複数のプランが必要である。前頭前野は、複数の行動プランを同時に想起して、その中からその時の状況にもっとも適切なプランを選択し、それを実行するという役割を担っている。

人材空洞化を超える


著者 :
日本経済新聞出版社
発売日 : 2007-11-01

 新しい市場を開拓し、成長を持続していくのに、今後、最大の制約要因となるのは人材の力です。もっともっと社員の力を引き出さなければ、グローバル市場でライバルに勝つことはできません。

 これからの会社の価値は売上や利益では決まらない。エクセレントパーソンをどれだけ抱えているかで企業価値が決まります。

 しかし、これまで日本企業は「日本人・男性・正社員」を前提に人事にまつわる制度を構築してきたため、労働人口の減少・雇用形態の多様化・経済・経営のグローバル化にそぐわなくなりました。

 あらゆる市場でグローバル化が進み、企業がグローバル競争で生き残るため、優秀な人材の獲得でも国を超えた奪い合いが激化しています。「いかに良い人材を確保するか」が企業の成長を左右するようになったわけです。

ノマドライフ


 仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2か所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。

 ノマドライフスタイルを実践するためには、高いスキルが必要です。自分の時間を惜しみなく前払いして、あとからスキルというリターンを取りましょう。
 バリューのあるものを提供してはじめて、何かにつながることができます。大事なのは、自分というブランドを強化すること。自分がどういう人間で、何ができて、どんなブランドなのか、自ら発信しましょう。独自のブランドをつくり、セルフメディアで周知のものとしましょう。