ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

借りのある人、貸しのある人


 大事なのは、やっかいことや心配ごとも引き受けながら、目の前の現在を精いっぱい生きることだ。そうしながら、自分のなかに、瞑想し自省するゆとりも残しておく必要がある。


 真の意味での老化とは、希望も自信もなくしてしまうことだからだ。本当の老化は、夢も見ず、自分の可能性にも見切りをつけたところからはじまる。人生は、情熱であり欲望であり、かいま見えるだけで手に入れていないことへの、渇望であるはずだ。無に向かって走り、自分の創造力でそこを満たすことである。予測できず、変化に富み、絶えず新たに生まれ変わるものなのである。

 抜粋した部分は、前向きな部分であるが、この本は、基本的に事実を突き付けてくる怖い本である。世の中には、借りのある人と貸しのある人があり、借りのある人とは、他人のためにもてる力を惜しみなく使っても、それでもまだまだ足りなくて、十分やったという気がしない人である。一方、貸しのある人とは、他人が何かしてくれてもそれは当然のことで、それどころかまだ足りないくらいだ。貸しはいつまでたっても無くならない人である。


 さて、あなたは、いつまでも貢ぎ続ける 借りのある人だろうか? それとも、いつまでも貰いつつける 貸しのある人であろうか? 損なのは、借りのある人で、得なのは、貸しのある人であるが、あなたは、それで良いのですか?

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