ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

脳に悪い7つの習慣


 林 成之 先生の著書を『<勝負脳>の鍛え方』『ビジネス<勝負脳>』と2冊、読みました。脳に悪い7つの習慣は、3冊目です。内容は以前紹介した2冊の集大成的な部分もあるので、どれか一冊という方は、この本を読むと良いでしょう。この本は、教師(教え子の成績が伸び悩んでいる時)や管理職(部下の育成や、チームワークの問題で悩んでいる時)の皆さんに読んでほしいです。

 脳が求めるのは「世のなかに貢献しながら安定して生きる」ことなのです。私は「貢献心」を、脳の二次的な本能であると考え、これを磨き、高めることが、脳の力を発揮するベースになると思っています。

 また「貢献心」を磨くことは、実は脳の自己報酬神経群の機能と密接にかかわります。「他者の役にたちたい」「社会に貢献できるのは、自分にとってすばらしいことだ」と思うことは、脳が思考する力も高めるのです。

 うれしさを表して思い切りほめることは、相手の「仲間になりたい」「人の役に立ちたい、貢献したい」という本能に働きかけること、「相手が喜んでくれている」ことが非常に大切なポイントになっている。「結果を出すことで誰かを喜ばせられる」と感じることが、脳のパフォーマンスを引きあげます。120113

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