ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

人生に意味はあるか


第6章 フランクルの答え―どんなときも人生には、意味がある

 あなたを必要としている「何か」があり、あなたを必要としている「誰か」がいて、そしてその「何か」や「誰か」はあなたに発見され実現されるのも待っている。つまり、あなたの「なすべきこと」「満たすべき意味」―それは、あなたが求める求めないにかかわらず、つねに、そしてすでに、あなたの足下に送り届けられてきている。

 フランクルはヒレルの言葉を引用して次のように述べている。「ヒレルは言った。『もし私がそれをなさないのであれば、誰がそれをなすと言うのだろう。そしてもし私がそれをたった今なさないのであれば、私はいつそれをなすべきであろうか。・・・・・・』・・・・・・この言葉は私自身の独自性を示しているように思われる。」120225

第7章 私の答え―いのちが、私している
 ふつう人は、みなが「これが現実だ」と思っている「この世界」(共同現実世界)に主軸を置き、そこを立脚点として人生や世界を眺め、意味づけ、自分の行動を決めているのです。そこでは「幸福」や「平和な家庭」「自己実現」「社会や国家の繁栄」「人類の進化」などが価値あるものとされ、それが人生の意味や目的となっています。

 この現実の世界では、人々は、他者からの評価を気にかけ、不安におののき、エゴにまみれている。けれど、この世を超えた向こうには、もっと確かな真実在の世界、光り輝く世界が存在しており、そこから強烈な一条の光がこの世界に真直ぐ差し込んできている。私はそのことを「直視」し、その強烈な光に、深くとらえられてしまったのです。

 諸富先生が語る、自己実現の先にあるモノ、それを掴みたいと思う方は、是非、読まれることをお勧めします。

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