3大ギタリスト(’70年代)
私が高校生活を過ごした1973年~1976年頃、3大ギタリストと言えば、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジだった。その頃、ロックの中でも、ブリティッシュ・ハード・ロックに目覚めた私にとって、エリック・クラプトンは、クリームでの演奏、ジェフ・ベックは、BBAでの演奏、ジミー・ペイジは、レッド・ツェッペリンでの演奏が印象に残っている。
エリック・クラプトンのギターは、高波にように荒れ狂うジャック・ブルースのベースの上に乗って技を繰り出すサーファーのように自由だった。ジェフ・ベックも、まるでボクサーのようにビートを叩きつけるティム・ボガートのベースとスパーリングをしているように、パンチを繰り出していた。一方ジェフ・ベックは、楽曲を徐々に盛り上げて行くところが素晴らしかった。
3人が一緒に演奏したらどんなに素晴らしいだろうと思っていたが、You Tubeのおかげで、そんな夢のような共演をで見ることができた。エリックとジェフが共演していた動画では、エリックが、ほぼボーカルに徹し、ジェフは気の利いたフレーズを随所で繰り出していた。残念だったのは、3人が揃った演奏だったのだが、ジミーは、もうほとんどソロを弾くことができないようで、競い合うような演奏を見ることは出来なかった。
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