ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法
人生がときめく片づけの魔法
サンマーク出版

《片付けのコツは「一気に、短期に、完璧に」。「まずは、『捨てる』を終わらせる」これを正しい手順で行うのです。そうすると、絶対に元の散らかった状態に戻ることはありません。》

 片づけに悩む人をターゲットした本の多くは「先ずは5分だけで良いから掃除をしてみよう!」などとヌルイ?ことが書かれていますが、こんまりさんは、このようなアドバイスを真っ向から否定しています。そして《片づけが出来るようになったら、その先には、考え方や生き方、そして人生が劇的にかわってしまう。というご褒美が待っている》と説いています。

捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」この二つだけです。

 いやあ、痛いところを突いてきますねぇ~私の頭の中は「過去に対する執着」と「未来に対する不安」で破裂しそうなのだと思います。しかしだからこそ「ときめかないもの」を処分して「ときめくもの」だけに囲まれた生活をスタートさせなければ…


 ときめくもの、使っているものだけを手元に残して、ときめかないもの、使っていないものを捨てる。しかも少しずつではなく、一気に…できそうでできないことですけど、思い切ってやってみよう!と、ときめかないモノを少しずつ捨てていますが、モノが増える一方です^^;きっと、古いものから捨てようとするからダメなんだ…新しいものでも、ときめかないものは、捨てよう!でも、本が捨てられないんですよね…。


 片づけって、もしかしたら、自分の人生を見詰め直すことなのだと言っても良いくらいの効果があることなのかもしれませんね。面倒臭い。なんて後回しにしているということは、生きることが面倒臭い。と言っているようなことなのかもしれませんね。


 近藤麻理恵さんが、書かれているように、将来の自分に自信が持てれば、ときめかないものを捨て、過去の自分に決別できるんですよね。ときめかないものを使うものの中心に据えてしまう私は、典型的に、将来の自分に自信を持てない人なのです。


 それでもやっぱり、私は「未来に対する不安」に打ち勝つことができないでいます。まだ若い頃に持っていた全てのレコードを捨てた時のように、衝動的な気持ちにならないと無理みたいです^^;


 次の片づけ関連本といたしましては、カレン キングストンさんの『新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)』を手に入れたいと思います。『ガラクタを捨てれば自分が見える』ということは、ガラクタを捨てると、近藤麻理恵さんが『人生がときめく片づけの魔法』で仰っているところの「ときめくもの」だけが残って、その中に、自分が見える。ということですかね(・・?


 片付けの本なので「もの」のことが書かれているわけですが、私は「ときめきを基準に心地よいものに囲まれた生活」という「もの」のところを「人」に置き換えて考えたいと思いました。カミサンと暮らすようになって34年になりますが^^; 出会った頃からのエピソードを思い出すと、一緒に様々な問題を乗り越えて来たことを実感し、あたたかい気持ちになり、ちょっとぐらい散らかっていても良いと思えます。私はカミサンや娘たちに心の中で「今までありがと~!これからもよろしくね」と…

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