社会学にできること
私たちの中には、自分の意思で自分の人生を選びとれると思っている人もいるかもしれないが、選べる人生も、私たちが参加する社会に適応する方法の中から選ぶか、新たに創造するしかない。私たちは、既にある社会に、後から参加したプレイヤーだ。だから、私たちは、既にある社会に、適応しなければならない。学校は、存続しなければならないという使命をもつ社会に参加するプレイヤーを養成するための期間だ。
社会に参加する一人ひとりが、そのような宿命を背負っているという
事実を認めれば、世の中はもう少し良くなるかもしれない。