勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
2008年4月17日 第1刷発行、2008年5月2日 第3刷発行となっていますので、現在でも増刷されているのかな? このレビュー・感想を書いているのは、2013年1月20日なので、大雑把ですけど5年前に発行された本です。
この本で、勝間さんは『今の国内向けのほとんどのビズネスは管理指標を「売上ノルマ」から「利益ノルマ」に変えないといけない環境になりました。』と書いています。その理由は一つではありませんが、その中の一つは、2050年に日本の人口が1億円を切り、現在(2008年)より25%くらい減ることが大きいでしょう。
今でも管理指標「売上ノルマ」に設定している組織が多いのではないかと思いますが、そうでなくてもモノが飽和している日本の市場で、モノを売り続けることが極めて難しくなって行くと思われます。
この本に書かれていることは、日頃、勉強されている方にとっては目新しくないのかもしれませんが、勝間さんがキャッチした情報がコンパクトにまとめられているため、私のように、勉強が下手な人には便利な本だと思います。