人材空洞化を超える
新しい市場を開拓し、成長を持続していくのに、今後、最大の制約要因となるのは人材の力です。もっともっと社員の力を引き出さなければ、グローバル市場でライバルに勝つことはできません。
これからの会社の価値は売上や利益では決まらない。エクセレントパーソンをどれだけ抱えているかで企業価値が決まります。
しかし、これまで日本企業は「日本人・男性・正社員」を前提に人事にまつわる制度を構築してきたため、労働人口の減少・雇用形態の多様化・経済・経営のグローバル化にそぐわなくなりました。
あらゆる市場でグローバル化が進み、企業がグローバル競争で生き残るため、優秀な人材の獲得でも国を超えた奪い合いが激化しています。「いかに良い人材を確保するか」が企業の成長を左右するようになったわけです。