ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

レイジ

 裏表紙には「女子の青春小説でも定評のある著者が、今度は、二人のロック少年の苦悩と成長を描く。ほろ苦く切ない、青春ロック小説」とある。45年前ちょっとだけロック少年だったオジサンに、ほろ苦く切ない青春は蘇る(・・?


『イエスタディ』をポール・マッカートニーより上手く唄うということで、バンドに誘われたレイジだったが、コピーを続けるというワタルたちに、自分で作った曲を唄いたいという欲求が抑えられず、バンドから抜けることになった。高校に進学したレイジは多重録音を始め、大学生になった時、待望のバンドを結成する……。


 それぞれの音楽を求める若者たちが出会いと別れを繰返す物語は、多少の波乱を見せながらも順調に進んでいたが、ある事件をきっかけに急展開を見せる。一度は離れてしまったメンバーの絆が決して緩くなかったことが感慨深い。

レイジ (文春文庫)
レイジ (文春文庫)
文藝春秋

 誉田哲也さんの作品を読むのは『武士道シックスティーン』に続いて、2冊目なのですが、誉田哲也さんの作品を読んいる皆さんの感想・レビューは、洞察が凄い!共感できる!読んで楽しい!の三拍子が揃っていてビックリです。作家が読者の理解力・文章力を育てるのかな?

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