ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

会社で不幸になる人、ならない人

会社で不幸になる人、ならない人 日経プレミアシリーズ
会社で不幸になる人、ならない人 日経プレミアシリーズ
日本経済新聞出版

内容的は、他の本田直之さんの書籍と同様の主張で、構成だけにオリジナリティが…


「やってはいけない『勘違い』」がタイトルになった36の項目という構成が特徴の本なのですが、普通なら心に留めておくためのタイトルが「やってはいけない『勘違い』」になっているので頭がコンガラガッテしまう。そういう意味では、トンデモナイ欠陥商品だと、少なくとも私はそう思います。


 たとえば、「単一コミュニティの中にとどまることは、安心感があるように見えて、何が起こるかわからない非連続の社会では、実は怖いことであり、社外の世界を知り、外から俯瞰するかたぢで自分の置かれた状況をみるようにしないと、逆に今いる会社の良さすらわからなくなるばあいがあります。」や、


 「会社選びの際には、『こちらがお金を払ってでも働きたいと思う会社を選ぶといいよ』給料以外の『お金を払ってでも得たいモノ』が、その会社にはあるのか?その会社から何が得られるのか?知識?スキル?人脈?そしてそれは40代、50代になった自分の力になるのか?この点について、良く考えてみましょう。」など、


 本田直之さんらしい、警鐘が綴られている。記憶に残りにくいと言う意味でも、あまり、お薦めとは言えませんが(本田直之さんなら他に良い本がある)自分が会社にどっぷりつかって危機感を失っている。と感じていたら、読んでみてもよいかもしれません。

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