ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

「ことば」は「こころ」


 「日本語で人称代名詞が使われないのは、敬語方がよく発達していたこととセットになっているのである。」勉強になりますねぇ~

 この本から学ぶべきことは、この「あとがき」の段落に全て含まれている

「美しいことばとは、ただ、形のよいことばというのとは違う。こころを伴っていなければ、いくら飾ってあっても、ことばはすこしも美しくない。どんなりっぱなことばであっても、ひとのこころを傷つけるようでは美しいとは言えない。ことばづかいはこころづかいである。話すことばひとつで、好ましい人にもなれば、いやな感じにもなる。ことばほど大切なたしなみはないといってもよいかもしれない。」

 美しいことばを話せるようになるために必要なことは、ことばの成り立ちを学んだり、ルールを学んだりすることではありません。相手を尊敬する気持ち、謙虚になる気持ち、丁寧に接する気持ちなど、むしろ心がまえの方が大切です。つまり技術として身につけるのではなく、人格を磨くということ、ことばを学ぶということは、日本人としての「こころ」を継承するということ。
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