ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

イノベーションなしに生き残れない

日本流イノベーション―――日本企業の特性を活かす成功方程式
日本流イノベーション―――日本企業の特性を活かす成功方程式
ダイヤモンド社

イノベーションは、危機を乗り越えるために起こさなければならない。

AI時代を生きるビジネスマンにとって、必読の書

 上司が聴いてきた講習会のフィードバックをしてくれた時、直感的に、これは講師の著書を読んでおいた方が良いと感じた。イノベーションは、更なる成功のためではなく、むしろ危機を乗り越えるために起こさなければならない、という示唆が新鮮だった。


存続は奇跡
 私は企業の目標を存続だと考えていたが、吉村慎吾さんは、存続は奇跡だという。確かに提示されている様々な事例から、産業革命なんて言えない小さなイノベーションが起こるたびに、誕生した業種がある一方で、消滅した業種もある。改革の兆しを確実に察知し、波に乗るセンスと行動力が求められる。


古い価値観がイノベーションを妨げている
 イノベーションを起こせるような人を邪魔しているのは、私のように今までの価値観に拘る頭の硬い中年みたいです。次女がスマフォを欲しがった時、一緒に手に入れないと置いてきぼりをくってしまうような気がしましたが、同世代には、頑なにガラケーに拘っている人もいます。彼らは、グーグルマップ、LINE(全く使えないわけではないようですが)などのサービスを享受できないわけです。まあ、不便なことは良いとしても…


経済産業省は捨てたもんじゃないが、銀行の衰退は必然?
 この本の魅力は、掲載されている二つの対談によって増幅されている。一つは、経済産業省 大臣官房総務課長 荒井勝喜さんとのもので、もう一つは、作家 江上剛さんとのものである。お二人とも、イノベーションなしに生き残れない時代のリーダーシップの在り方について、多くの心構えを示してくれている。


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