シフォン・リボン・シフォン
'14/7から『サクリファイス』を皮切りに、近藤さんの作品を読んできました。この本は、25冊目になるのですが、初めて近藤史恵さんの素顔に触れた感じがしました。この作品を読むと、今までの作品は、近藤さんが想いを型に嵌めようとしているかのようにすら感じるのです。
物語りは、寂れた商店街に華やかなランジェリーショップが開くところから始まります。そしてそこに飾られた美しくてフィットする下着が、行き詰った人の心を開放してゆきます。まだ、読んでいない作品もありますが、一番を挙げろと言われたら、この作品を押したいです。
この物語り、私は、とても好きです。それぞれの話しに登場する主人公たちの前に立ちふさがる問題は、私達にとっても避けて通れないような身近な問題ですが、それは、私達の心も持ち様で解決できないまでも、緩和することができるのかもしれません。
近藤史恵さんというお姉さんに(実際には私より11歳も年下なのですけれども)手を引かっれ、ワンダーランドに連れていかられたアリスの様に、次から次への繰り出される謎の真相を知りたくて、むさぼるように読んでしまいました。本当に多彩な方ですが、その根底に流れるものは一貫していて、素晴らしい作家さんだと思います。
物語りは、寂れた商店街に華やかなランジェリーショップが開くところから始まります。そしてそこに飾られた美しくてフィットする下着が、行き詰った人の心を開放してゆきます。まだ、読んでいない作品もありますが、一番を挙げろと言われたら、この作品を押したいです。
この物語り、私は、とても好きです。それぞれの話しに登場する主人公たちの前に立ちふさがる問題は、私達にとっても避けて通れないような身近な問題ですが、それは、私達の心も持ち様で解決できないまでも、緩和することができるのかもしれません。
近藤史恵さんというお姉さんに(実際には私より11歳も年下なのですけれども)手を引かっれ、ワンダーランドに連れていかられたアリスの様に、次から次への繰り出される謎の真相を知りたくて、むさぼるように読んでしまいました。本当に多彩な方ですが、その根底に流れるものは一貫していて、素晴らしい作家さんだと思います。