いつもと違う夏……orz
この夏の過ごし方……。帰省自粛……。
離れて過ごす家族とは、電話、オンラインで……。
感染症対策は、しっかりと……。
Go To Travel Campaign は、冗談じゃなくて、本当に、
Go To Trouble になってしまいましたね……。
航空会社、鉄道会社、観光業、飲食店のみなさまは、
本当に先の見えない、苦しい毎日を過ごされていると思います。
もう少しすれば、きっと元に戻ると頑張っている……。
私が諦めたら、商品を納品してくれる業者も倒れてしまうと……。
ピンチをチャンスに変換する、と言葉にするのは簡単だけど、
今までの生活を変えることは、有能なビジネスパーソンでも難しい……。
でも、何もしないでいたら、ズブズブと脚をとられてしまうだろう、
今は、プラスに転じることは難しいかもしれないので、
とりあえずは、減速……。先ず、支出を減らして……。
- 減速して自由に生きる ──ダウンシフターズ (ちくま文庫)
- 筑摩書房
- Digital Ebook Purchas
≪どんな暮らし、働き方、地域になったらみんな幸せに近づくのか。
住みたい未来があるなら、自分から始める方が実は近道。古いシステムに
ぶら下がるのではなく、新しい答えを生きよう。選ぶのは自分だ。≫
私は、老後への不安から、まだまだ加速してアップシフトしようとしていた。
この本は、そんな私に対してパラダイムシフトを促してくれた。別に、自分の
好きなことをして楽しく生きて行けさえすればいいじゃない。と考え直す
切っ掛けを与えてくれた。
著者の髙坂さんは、30歳でバーンアウトしてしまって、
若い頃から憧れていた気ままな店主になることを決意したそうです。
多くを稼ぐためではなく、生きて行くために必要な利益に抑えることで、
自由な時間と高め合って行ける仲間を得たようです。私たちが常識だと
思っている社会も、髙坂さんが映し出してくれる角度から見ると酷く歪んで見える。
タイトルから想像するよりも遥かに盛りだくさんな内容なので、
考えさせられることが多かったです。
髙坂さんが仰る「古いシステム」に在籍しているうちは、加速することを
求められ続けますからね。私は、周囲に減速していることを悟られないように、
一つひとつの仕事を丁寧にっ進めることによって、少ない工数で同じ成果を
出す方法を検討中です。
人類は、経済成長という暴走列車のブレーキを外し、無償の愛で恵みを
与え続けてくれた地球を巻き添えにしようと人類滅亡に向かって加速し続けている。
国益という名のもと、長期的なビジョンを持たない政府は、短期的な目標を
達成するためにアメリカに迎合する。成功の形も幸せの形も一つではないはずだ。
ダウンシフトは、取り返しのつかない日本、そして世界を変えるための最後の
パラダイムなのかもしれない。