ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

50歳からの出直し大作戦

飛べないカカポ


 退職したら、フリーで出来る仕事がないかな(・・? なんて私の考えが、極めてヌルイことが分かります。ここに登場する皆さんは、多くの経験をし、かなりの実績を残し、ある意味“報われなかった”人達だからこそ…

 '17/1/25に手に入れて、読み始めていた本をようやく読み終えた、期せずして博報堂ブランドデザインチームによる『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』を読み終えた後に、最後の章を読む形になった。いずれも、ポテンシャルの高い人たちによる"ある意味成功物語"なのだが、『2回以上』が若いファウンダーによるITベンチャー的な話なのに対し、こちらは、組織内で自らを叩き上げた人たちによる、既存業種の中でのイノベーション的起業の話であることが興味深い。分かっていることも多いが全体像を掴みやすい内容であった。

 蛍光ペンで線を引いたところを読み返していたら「生きのいい連中と親しくなるためには、あなた自身にも魅力が必要です。」というフレーズが目に飛び込んできました。出口治明さん程ではありませんが、本を読むようになって、私の話を聞いてくれる人が増えたような気がするのは、それこそ気のせいでしょうか・・?

 クオールの中村勝さんは「トップに矛盾(言行不一致)があると、社員の中にも必ず表と裏ができる。働いているフリをするようになる。これでな社員も会社も伸びませんね。」と仰っています。リーダーが言行を一致させることによって、合目的性(ある物事が一定の目的にかなっているさま)のある状態に促すことが大切ですね。

 周囲から可愛がられるだけでは起業できませんけれども、可愛がられない人は、起業できないんでしょうね^^;

 本を読むことの効能効果は、何と言っても自信がつくことだと思う。それまで何の関係もなく散らばっているように思っていた世の中のことが、本を一冊また一冊と読み進める内に、しだいに何らかの関係性を持って繋がっていることが見えてくる。こうして身に付いた自信は、やがて周囲を変容させる力になるはずだ。
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