ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

空海と最澄はどっちが偉いのか?


 これからの日本を下支えする哲学・思想として、それぞれの宗派の良いところを統合した「仏教」が最適なのではないか?という気がしてくるのですが、日本人の仏教離れが進んでいるので、難しいかな(・・?。

 空海が唐から戻ってきた後、最澄が空海に密教について教えを乞うという出来事が起こります。空海よりも年上で、超エリートであるはずの最澄が、空海に頭を下げて教えを求めたのです。ここで、最澄と空海の立場が入れ替わっています。

 最澄が開いた天台宗では、密教に関しては遅れをとってしまったため、最澄の後に続く弟子、円仁などは唐に渡って十年かけて密教を学び、密教についても空海に匹敵するようなものを持ち帰りました。」

 私が読んだ本によると、空海は、事前に身につけた教養によって運を味方につけ、時には強引とも言える方法で影響力を得た人で、最澄は、謙虚で真摯であるがために、求心力という点では後塵を浴びてしまったという印象です。

 仏教を学んでいると、これからの日本を下支えする哲学・思想として、それぞれの宗派の良いところを統合した「仏教」が最適なのではないか?という気がしてくるのですが、日本人の仏教離れが進んでいるので、難しいかな(・・?。
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