ディフェンスラインを上げろ! @ 作業興奮だ!

ディフェンスラインを上げろ!というタイトルですが、このブログのテーマは、サッカーではありません。私がディフェンスラインを上げろ!と言っているのは、個人や組織の能力の底上げを意味しています。天才ならともかく、凡人は、特定の能力を高めるよりも、汎用性の高い能力の底上げが大切です。この考え方は、私たち一人ひとりの人生にも、組織の運営にも、必要な意識をもたらすものだと信じています。

2018年10月の読書メーター

 読んだ本の数:7冊。いただいた★ナイス:1040!ありがとうございます。
★先月の初めは、先々月から読み続けていた、仲 暁子さんの『ミレニアル
起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)』を読み終えた。
その後、高野山へ行ったことを切っ掛けに、ビジネス書を離れ、
自分自身の生き方を見直すことに役立つような本から、空海の思想を
知るための本を読み続けています。


10月の読書メーター 読んだ本の数:7 読んだページ数:1637 ナイス数:1040


最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (角川ソフィア文庫)最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (角川ソフィア文庫)感想
日本における仏教の歴史が大きく変わる時(いや、この本によると、二人が変えたのかもしれません…)、居合わせた二人の大使…出生から成長、掴んだ地位によって置かれた立場、それによって選ばざるを得なかった生きざまの違いを比較することによって、新たな世界が見えてきます。最澄と空海の時代に降り立った私は、更にブッダの時代に遡ったりしながら、仏教の潮流を観ようとしています。インドから中国、そして日本へと伝わった仏教の源流から、途絶えながらも、解釈され、成長してきた仏教について、更に深く知りたくなってしまいました。


読了日:10月30日 著者:立川 武蔵
空海の思想について (講談社学術文庫)空海の思想について (講談社学術文庫)感想
「密教は、毘盧遮那→金剛薩埵→龍猛→龍智→金剛智→不空→恵果→空海と伝わった。龍猛は龍樹ともいい、大乗仏教の建設者とされる人であった。密教経典は、もっとも新たにつくられた偽典ということになる。金剛智が南インドから連れてきたのが不空であり、金剛智の死後、インドに戻り、龍智に会って密教を学んだ。」このように、空海は奇跡のような灌頂の連鎖を受け、帰国した空海は、由緒正しい密教を習得したと、大胆な解釈によって更に進化させた。
読了日:10月29日 著者:梅原 猛


心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣感想
「僕がここまで来られた。その理由をきちんと説明できれば、きっと誰かの人生のヒントになる」長谷部さんは、本を書くことによって、自分と向き合ってみようと考えた。そして行き着いたのは「人生を愉しむ笑顔の連鎖を巻き起こしたいということなのかもしれない」という言葉。人はよく「ハセは運がいいね」と言うらしい。「どう違うんだ?」と聞かれたら、うまく答えることは、できないけれど「調律するように心を整える」ことを心掛けて生きてきた結果、当り前のことを極めて高いレベルでバランスさせることができる、選手が出来上がったのだろう。
読了日:10月27日 著者:長谷部誠


1日で学び直す哲学 常識を打ち破る思考力をつける (光文社新書)1日で学び直す哲学 常識を打ち破る思考力をつける (光文社新書)感想
哲学を網羅的に記述したという本は、概ね哲学というよりも、哲学史になりがちで、知識を蓄えるための役には立ちますが、考え方を学ぶための導師としては力不足であることが多いものです。しかし、甲田純生先生が、はじめて「哲学とは何か」という問いと正面から向き合った、と仰る本書は、長大な哲学史を新書というコンパクトな装丁にまとめながらも、エピソード記憶に残るような魅力的な話題に溢れ、それぞれ読者の中でバラバラに存在している哲学の知識を体系化し、それに基づいて哲学的思考を開始するための手掛かりになる素晴らしい本でした。
読了日:10月22日 著者:甲田 純生


スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)感想
>いちばんのカギは「緩急自在」の「自在」の部分にあります。自れが在る―自分が緩急のペースを選び取るということでしょう。人は何のために生きるのか、人が作った集団・組織が何のためにあるのかを忘れない。すべてを解くカギは「自発性」だと思う。「自発性」が保てるとすれば、苦しみの先に歓びがあるからだ。そして、このことこそが「学ぶ」ということの本質ではないだろうか。真の「ゆたかさ」とは「心ゆたか」であることであり、そのためには、やっている当人たちが、それを楽しみ、おもしろがり、快いと思わなくてはならない。
読了日:10月19日 著者:筑紫 哲也


信頼学の教室 (講談社現代新書)信頼学の教室 (講談社現代新書)感想
>信頼が高い人については、良い情報が重みを持ち信頼が維持され、信頼が低い人については、悪い情報が重みを持ち低い信頼が維持されやすい。とか、信頼を高める最も強い要因は同じような価値を持っているという認知である。など、過去の経験と照らし合わせても、腑に落ちる内容でした。信頼を失った組織は、損害を与えた相手の立場に立つことが重要である。とのことですが、組織のトップは、蚊帳の外から感想を述べるだけのような、相手の立場を理解できていない。と思うような対応が多いのではないかと思いました。信頼を回復するために方法とは?
読了日:10月19日 著者:中谷内 一也


ミレニアル起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)ミレニアル起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)感想
"大事なのは、限られたリソースをどう配分して最大限の価値をつくっていくか、だ。そのための手がかりは、目の前のユーザーだ。自分の人生に配られたカードで最善のプレーをする。目の前の勉強、仕事、活動を頑張る。そうすれば、振り返ったときに自ずと道はできている。"ウォンテッドリーというスタートアップを率いる仲暁子さんを貫く基本的な観点・考え方は、経済的な成功を求める貪欲さなどではなく、日本というこの美しい国が好きだからこそ、今後の進むべき道を考えるきっかけ、さらなる発展の一助になりたい、という清々しい気持ちでした。
読了日:10月08日 著者:仲 暁子

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