空海の思想について
高野山への旅の切っ掛けに始まった、空海の探求というマイブームも、段々盛り上がってきました(^^ゞ 1200年もまえの出来事ですから、多くの学者が研究していても、記録の解釈は、それぞれの知識の深さや広さに左右されるでしょうし、当然、同じような研究をされている他の方の影響を受け、引用する場合には、誇張されることも、逆に矮小化されることもあるでしょうし……。
梅原 猛 先生の『空海の思想について』が面白いので、
引き続き、最澄と空海も探してみたいと思います。
最澄と空海の時代に降り立った私は、
更にブッダの時代に遡ったり、
インドから中国、そして日本へと伝わった仏教の源流から、
途絶えながらも、解釈され、成長してきた仏教について、
知りたくなってしまいました。
2018/10/29 この本は『空海の思想について』を書かれた、梅原 猛氏によるものですが、私は丁度、立川 武蔵氏の『最澄と空海』を読み終えたところです。仏教の歴史が大きく変わる時、居合わせた二人の大使…置かれた立場、生きざまの違いを比較することによって、新たな世界が見えてきます。
- 梅原猛の授業 仏教 (朝日文庫)
- 朝日新聞社
- 本