ディフェンスラインを上げろ! @ 作業興奮だ!

ディフェンスラインを上げろ!というタイトルですが、このブログのテーマは、サッカーではありません。私がディフェンスラインを上げろ!と言っているのは、個人や組織の能力の底上げを意味しています。天才ならともかく、凡人は、特定の能力を高めるよりも、汎用性の高い能力の底上げが大切です。この考え方は、私たち一人ひとりの人生にも、組織の運営にも、必要な意識をもたらすものだと信じています。

街場のメディア論 (光文社新書) 内田 樹

街場のメディア論 (光文社新書)
街場のメディア論 (光文社新書)
光文社 2010-08-17                             

 この本の主題には直接関係ありませんが、私は、第一講「キャリアは他人のためのもの」が好きです。《人間がその才能を開花させるのは、「他人のため」に働くときだからです。人の役に立ちたいと願うときにこそ、人間の能力は伸びる。とにかく「これ、やってください」と懇願されて、他にやってくれそうな人がいないという状態で、「しかたないなあ、私がやるしかないのか」という立場に立ち至ったときに、人間の能力は向上する。ピンポイントで、他ならぬ私が、余人を以ては代え難いものとして、召喚されたという事実が人間を覚醒に導くのです。》


 第六講「読者はどこにいるのか」も興味深い内容です《電子書籍が読者に提供するメリットは利益が出ない本を再びリーズナブルな状態に甦らせたこと。読者が読みたかったけど読むことが難しかった本へのアクセシビリティを高めたえたこと。電子書籍の登場により、紙ベースの出版ビジネスがおびやかされることを危惧するよりも、紙ベースでは利益が出ない本に注目が集まることによって出版に繋がるなど、ポジティブな展開を促進するように動くべきだ。これからは編集者がネタを探すのではなく、電子媒体で 読む読者がネタを探してくれる時代になる。》


 メディアの役割が事実と客観的(間主観的)に伝えることなのだとしたら、現代は、かなり歪んでいるかも…


 2010年6月中旬に書いたという「あとがき」の中で「好んで”腐りやすい”イシューを扱うというのは、たぶん僕の悪癖の一つなのでしょう。さて、今回のメディア論の賞味期限はどこまで保つのでしょうか。」と仰っていた内田樹先生でしたが、「メディアが集中的に論じる論件については、僕たちも選択的に詳しい。けれども、メディアが扱わないトピックについてはほとんど何も知らない。」という状態は、2018年7月中旬の時点でも、ネットというメディアのシェア拡大をスマフォの普及が加速させたために、ある意味予言通りになっているような…


 モノやサービスならともかく、報道が、需要と供給の関係になるのは問題ですよね。私は毎朝4時に起きて、横目でテレビを観てながら朝食を食べたり雑事を片付けたりしているのですが、横並びのスポーツ、エンタメ報道は、要らないかな。


 モノやサービスを売る方法は「メリットで説得する」が王道ですが「対象の危機感を煽る」という手口も多用されがちです。でも、報道では使ってはいけない禁じ手ですよね。


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