子供たちに見せなければならないもの…
それは、大人たちの背中です…
子供の目は節穴ではありません。
大人がどんなに偉そうなことを言ったって、
その大人の本質なんて、とっくの昔に見抜いています。
言っていることと、やっていることギャップなんて、
とっくの昔に知っているのです。
だから偉そうなことを言えば言う程、言っていることと、
やっていることのギャップが広がって、信用を失います。
だから、本当の教育とは、自分の生きざまを見せるしかないのです。
仕事から帰ってきて、ビールを飲んで寝っ転がって
ナイターを観ているだけのように見えるお父さんだって、
会社では、上司から叱られ、お客様から叱られ、そんな中で
何とか成果を出そうと懸命に働いているのかもしれません。
だとしたら、家で勉強している姿を見せるのです。
IT化に飲み込まれて、今更パソコンを習う姿、
グローバル化に備えて、止む無く英語を勉強している姿、
独立に向けて、会計を学ぶ姿、
親が懸命に働いて、何とか現状を維持しようと、
明日を今日より良くしようと頑張っていれば、
それは絶対に子供に伝わるはずです。
だから、子供に見せなければならないものは、
私たちが懸命に頑張る背中だけなのです。