ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

青い象のことだけは考えないで!


本文より・・・

 私たち人間は、じつは無意識に制限されていて、ちっとも自由になど行動していないのだ。私なら、自由意思は、「実際には存在しないが気にすることはない」と答えるだろう。「自由意思は幻想に過ぎない」

 「制限なしの決断はありえない。決断は、生き続けるために行われるものだからだ。脳が制限なしに何かを決めていたら、身体は生きていられなくなる」もともと脳は、なるべく摩擦を起こさず働こうとする。「生存のために」必要だからだ。どんなに合理的な理由があっても、自分の感情的な欲求に反することは無理に押し通せなくなる。

 頭の中の考えは、身体や周囲のものごとに影響する。身体が感覚器官で受けた刺激として感じる各情報は、脳で記録され、処理される。この情報を処理するプロセスの結果が、神経細胞のモデルとの相互作業の中で、私たちの現実世界と意識なのである。

 身体の変化はすぐ脳に伝わり、脳内の変化も身体に伝わり、どちらも隠しておくことはできない。他人や社会に順応しようちするプロセスを通じて、脳と身体の分離が起きる。他の人から好かれたい。社会に属したいという欲求は、身体の欲求よりも強いからだ。しかし、身体で感じることは社会への適応と同じぐらい重要だから、身体で感じることを絶対にないがしろにしてはならない。

あなたの会社の評判を守る法


 一人ひとりの顧客の喜ぶ顔にみずからの喜びの源泉を見出し、内に厳しく仕事をしていれば、外にたいしては寛容にできます。ここからほんとうのCS(顧客満足)が生まれ、そのような全体的な組織風土がCS経営につながります。微視的な「CSのこころ」のありようと実践が消費者や社会評価を通じて巨視的な「ブランド」を輝かせ、「コーポレート・レピュテーション」を高めることにつながっていきます。

 企業人は、設計・製造部門であろうと、マーケティング・サービスに従事している人であろうと、「共通の目標」をもって活動しています。「共通の目標」とはいうまでもなく売り上げ・利益の増大です。そのために、消費者に受け入れられる商品の企画・開発、販売プロモーション等の諸活動に全力を傾注しているわけです。

 だとすれば、製品不良が発生した時に、本来の事業目的とは別の非定形
(イレギュラー)業務としてきたいままでの考え方を180度変えて対応すれば、
すべての企業人の本来目標たりうるはずなのです。短期の事業計画達成から、
中期事業計画遂行への意識転換です。

思考の「型」を身につけよう

 問題を把握可能なレベルまで落とさないと、人は「考え始める」ことができない。絞り込によって初めて意味のある思考が可能になる。まずは課題を分割する、その1パートである問題をさら分割し、具体的な問題として考えられるサイズにまで、問題を落とし込む。取り扱い可能になった問題をパートごとに考えぬいたのちに、パート間の相互関係を考えた「総合を」行う。というわけです。「物事を多方向から観察し、総合的に判断する」ための具体的な方法は「物事の一面だけを観察し、個別的に判断する」ことから始まるのです。

独立して成功する!「超」仕事術


 質のよい仕事をするためのコツとは、何よりもまず「よい気分」で暮らすことである。良い企画、よい文章は、決まって心が晴々とした時に生まれる。「良い気分」で暮らそうと思えば、自分を大事にしなければならない。家族も大切にしなければならない。

 たくさんの仕事をこなすコツは、自分に対する課題をたくさん見つけること。人から言われたことだけをやっている人生に「おさらば」したければ、自分だけの課題を多く持つことである。本を読むのも、知識のインプットに励むのも、本当の目的は「はてな?」を増やすためなのである。「大切なのは、問うのをやめないことである(アインシュタイン)」

 誰も考えたことのないことを、ありありと描きだすことができれば、ビジネス界で一歩も二歩も人の先にでることができるだろう。

終わらす技術


終わらせることの効能効果・・・
それは、終わらせると、よりたくさんの仕事が返ってくる。

運のいい人間に共通していること・・・
それは、気づき。ほかの人たちと同じ場所に行って、同じものを見ても、
ちょっと違う気づきが得られているだけ。
何かすごい努力をしているのではなく、
普段の場所にチャンスの芽を見つけることが出来ているだけ。
つまり「気づいたもん勝ち」をやっているだけなのです。

本当はみんな気づいているはずなのに見えていないだけ。
それはきっと、仕事も生活もごちゃごちゃしていて、
何がどこにあるのかわからないような状態だからです。
余計なものを取り払い本質を見据えるようにすると、関係ないことで
悩む必要がなくなります。

本当に必要な場面を創造できる人は普段から整備を怠らないから、
本当に必要なときにそのツールを活かすことができるのです。

「終わらせる」ための三つの条件
1 目的を明確に見据える
  目的を明確にすることができる人は、
  あらゆる行動を価値あるものにできる。
  例えば、ある職業につくことは目的ではなく手段です。
  その手段の先にあるものこそ目的なのです。
2 一個一個確実に片づける
  ものすごく大変なことを終わらせるために必要なのは、
  まず最初の一個を片づけることです。
3 正しい場所に着地させる
  起きている問題をどこに着地させるべきなのか。
  そのために自分がすべき役割はなんなのか。
  冷静に見極めていきましょう。