ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

影響力~その効果と威力~


受け手本人は自分の自由意思で行動しているつもりでも、実は周囲にいる人たちの存在に影響を受けた行動を取っているかもしれません。しかし、だからと言って、与え手が受け手の気持ちまですべて確実に把握できているかというと、そうとも言えません。

 日本人にとって無難な行動は、まわりの人から嫌われたりしない行動。よく事情は分からない時には、とりあえずそういう行動をとっておく。そういう行動をとっていると、本当に欲しいものを手に入れることができなくなるというコストはあるけれど、まわりの人たちから爪弾きにされてしまうという、もっと大きなコストの発生を避けることができるから。―リスクに背を向ける日本人

 「私たちは、行動の後に賞を得ると、賞をもっと手に入れようとして、その行動を繰り返す。」私たちの特性を把握して、自分自身をコントロールしたいと思います。『行動分析学入門 』ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書) 杉山尚子,『ビジネスマンのための「行動観察」入門 』(講談社現代新書)松波晴人もお薦めです。

 ちょっと脱線してしまいますが、人が生きるということは、お互いの存在価値を認め合って、支え合うことなのかもしれませんね。この読書メーターを通じて知り合った皆さんとのお付き合いを大切にしたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

一冊の手帳で夢は必ずかなう


手で書いた言葉には、意味と重みが出てくる!

 著者は、15社、約800人の従業員を抱えるGMOの代表取締役会長兼社長。私もyaplogでお世話になってます。そんなITの世界で活躍されている方が、一冊の手帳で夢は必ずかなうとは、変な感じもしますが、熊谷さんは「手で書いた言葉には、意味と重みが出てくる。頭の整理をするには、現時点ではアナログの方が優れている」。と仰ってます。

 この本を読んで、企業が目的を達成するためには「社会や人々の幸せに貢献できるか?」どうかということがとても大切なのだと思いました。個人や一企業の私利私欲は、結局社会に貢献できないばかりか、自分自身も幸せにできない。と…

 博報堂ブランドデザイン『ビジネスは「非言語」で動く 合理主義思考が見落としたもの (アスキー新書)』を読んだのですが、手で書いた言葉には、その言葉以外の意味と重みがこもっているのでしょうね。また、マインドマップとはいかないまでも、エピソード記憶のような効果も期待できるのだと思います。

「書ける人」になるブログ文章教室

「書ける人」になるブログ文章教室

「書ける人」になるブログ文章教室
「書ける人」になるブログ文章教室
幻冬舎
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・山川さんは「誰かに伝えたいと思える感動を数多く集められる人は、豊かな人生を送れるだろう」と仰っている。そう私は、感動は誰かに伝えることでより大きくなることを知ってしまったのだ。


 私が複数のブログを開設し、更新し続けている理由はなんだろう?その答えが、この本の中にある。著者の山川さんは、『ほんの少し「書く」ことを意識するだけで、文章は格段に上達する。書きつづけていくことが「書ける人」になるための方法なのだ』と仰っている。そう、私は「書ける人」になりたいのだ。


 では、私は「書ける人」になって何が書きたいのか?その答えも、この本の中にある。山川さんは「ブログというメディアには『本音でなければ意味がないのだ』という暗黙の掟が存在するような気がする」と仰っている。そう、私は、自分が気付いた視点を、その視点を必要としている人に伝えたいのだ。


 人間は、言語によって思考し、自分を分析し、新しい概念を生みだし、やがてそれが実体化する。人は言語によって都市とさえ作り出してきた。ブログにおいてもそれは変わらない。ブログは、すごいスピードで機能を吸収していくだろうが、その基本にあるのは言葉なのだ。誰もが、自分自身の日本語を鍛えつづけなければならない。言葉でしか伝えられないことがあるのだと思う。言葉でしか伝えられないこと。思考、分析、概念、愛、不安。つまり、書ける人になるための起点は、誰かに何かを伝えたい、誰かに影響を与え行動を促したいと思うことである。

人生乗り換えの法則


 著者の宮崎なぎささんは、10代の頃から根源的な答えを求めて、20代には量子力学と相対性理論を学び、30代で精神世界を研究し、40代でインドへと旅立ち、最終的には心理学からそれをひもとき、望み通りの人生を創り上げるTAW理論に到達した。「思考が現実化する」という真理。

 もし思考が現実化するなら、自分のまわりの人も自分がつくり出しているのではないかと、彼女は気づいたそうです。

 読後の私なりにの理解としては「この世を認識しているのは自分自身であり、自分の力では変えられないと思いこんでいる現実も、自分自身がどのように解釈するかによって、どのようにでも変化させることができるのではないか?」ということです。現実は、意識していたこと無意識だったことをを含めて、それまでの自分の思考や行動の結果だということです。

 したがって、「これから自分が接していかなければならない未来は、意識を変えることと、無意識を意識下に取り込んでコントロールすることで、自分の望んでいる方向に変えることができるのではないか?」ということです。
 まだまだ、著者の言いたいことが理解できたとは言えない部分もありますので、もう少し読み込んでみたいと思っています。

なぜあの人は、5時帰りで年収が10倍になったのか?


 あの人も第一歩から始まった「まず、第一歩を踏み出すことができれば、あとはなんとか動いていくものだ。なにかをやってみると、良いことにせよ、悪いことにせよ、なんらかの結果が出てくる。それが悪いものなら修正すればいい。たとえ目的地に向かう道をそれてしまったとしても、再びその道に戻って目的地点に向かっていれば、最終的には目的地にたどり着く。

 大事なのは、とにかく最初の一歩を踏み出すことなのだ。とにかく一歩を踏み出せば、目的のために必要な行動が生まれ、物が自然とついてくる。最終的に目的地にたどり着けば、それを人は成功と呼ぶのだ。」120219