ブッダに学び、解脱を目指す。

「ディフェンスラインを上げろ!」というタイトルから、「ブッダに学び、解脱を目指す。」というタイトルに変更しました。私の関心が、仕事から人生へと変わったからです。とは言っても、このブログのテーマは、仏教ではありません。自分が幸せになるために、他の人たちにも幸せになっていただくために、釈尊に始まる仏教の智慧、哲学のアプローチ、心理学の知識を学び、活用していきたいと思います。

リスクに背を向ける日本人


>「ゲーム・プレイヤー」というのは、自分が行動する、あるいはシグナルを出すことで、まわりの人たちの考えや行動を自分にとって好ましい方向に導こうとする人たちのこと。自分が何をすれば相手に自分のことを分かってもらえるかを考え、そのために行動を取ろうとする。自分で何かをすることで相手を変えようとする人たちです。


>ゲーム・プレイヤーというのは、まわりの人たちをうまく動かして何かを得ようとする人たちなので、プロモーション志向が強く、同時に他の人たちの行動を読みながら行動している人たちだということができます。
>ゲーム・プレイヤーにとって重要なのは、プロモーションのためのコミュニケーションなんだよ。


 社会の構造が複雑になり、激しく移り変わる中で、私たちは、自分の役割を明確にすることが難しくなっている。組織に所属している人は、役割を与えられるが、組織の外に出てしまうと、自分のやりたいこと、できることと、社会から期待されていることのマッチングが難しい。そのような社会の中で、私たちは、自分から情報を発信し、他者とのマッチングを模索できるコミュニケーション力を求められている。

態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い


 コリン・ウィルソン著、福田恆在(つねあり)訳、『アウトサイダー』。私の小さな勉強部屋で払暁にこの本を読み終える頃には、バイロンやシャトーブリオンやオスカー・ワイルドがどれほど偉大な作家であり、フロイトやフッサールやヘーゲルが思想史上に占める位置の重要さについての入門的な知識をほぼ習得し終えていた。人間は必ずその人が必要とするときに必要とする本と出会う、というのは、このときに私が体得した確信である。(P130-P131)

 内田樹さんが、『アウトサイダー』に出会ったように、私も内田樹さんの『先生はえらい』に出会った。そして、内田樹さんの著書たちは、私にとって、必要とするときに出会った必要とする本たちになったのです。

これから24時間でかならず成長する方法


・大切なのは問うのを止めないこと。好奇心は、それ自体存在理由を持つ。全ては「問い」から始まる。人は「問い」を続ける限り成長し変わり続けることができる。パフォーマンスが発揮できない人は、自問力が弱い。

>「学ぶ=覚える」というのは学びの本質ではありません。やはり覚えてから、それをどう人生にいかしていくか、ということが大切。覚えるからこそ、活かすことができる。よって、記憶力を上げるためには、新しい感情とともに、覚える。

 もしくは、覚えることで楽しいことが起きる、ということを意識すれば、感情が高ぶるので記憶力が上がるのです。情報を映像化して記憶する、ということを意識してみましょう。集中力を高めて、短時間で、最高のパフォーマンスを発揮しよう

 私の人生は(それほど大げさまものではありませんが)問いの連続です。私は、周囲の人たちが、まったく疑問に思っていないようなことが気になり、それを考え続けなければならない性格なのです。ですから、20代前半から、精神分析などに出会ってしまったのかもしれません。


 精神分析を学問として専攻することはありませんでしたが、頭に、いつまでも疑問が燻っています。私は若い頃から、周囲の人たちのように、仕事に熱中したり、趣味に熱中したり、恋愛に熱中している時も、どちらかというと、仕事や趣味、恋愛を通して、私の関心は常に自分自身の思考に向けられていました。仕事や趣味、恋愛は私の心や考えを映し見せてくれる鏡に過ぎなかった
のかもしれません。

 50歳を過ぎて、ようやく自分自身が何を求めているのか見えてきたような気がします。自分自身に向けられた関心は、私と同じような問いをもたないかのように見える周囲の人たちの潜在意識の中にあるのではないか?フロイトが示した、自我、潜在意識、超自我の関係のように・・・私は、学者でも医師でもありませんが、思考を続けることによって、きっと、どこかに到達できると信じたいと思います。

ゾーンに入る技術



・驚異的な成果を残す人は、ゾーンに入る技術を持っている。


 世の中には、驚異的な成果を残す人もいれば、パッとしない人生を送る人もいる。
同じ人間なのに何でこんなに差が出るのか?様々な理由があると思うけど、その理由の一つがこの本の中にある。パッとしない人生を送る人は、フローやゾーンに入る技術が無いのだ!


 一方、驚異的な成果を残す人は、ゾーンに入る技術を持っている。フローからゾーンに入るためには、私たちが持っている邪念を振り払い、今、集中しなければならないことに集中すれば良いのだ。しかし、それは、簡単なことじゃない。
簡単だったら、世の中成功者だらけだ。さてその技術とは?


 歳をとればとるほど、脳の能力が落ちるはずなのに、私は何故か一度に複数のことをこなそうとする。その結果、肝心なことを忘れてしまうのだ。ここからは、私の仮説であるが、これは歳をとるほど、脳を無意識に働かせることができなくなって、意識的に働かせようとしているからではないだろうか?だとしたら、フローやゾーンに入る力は、技術ではなく、無意識の力(・・?

コーチが教える!「すぐやる」技術


 大原則は自分が素直に「重要だ」と感じる仕事を優先すること。一番やりたいことからやればいいのです。やりたいことをその瞬間にやることの方が、やらないであれこれ考えているよりも有益です。


「やりたいこと」は、今の自分が持っている感情の欲求です、それまで自分が築いてきた潜在意識の中からその欲求は生まれていますので、それを無視してほかのことに手をつけても、自分の潜在意識がそれを拒否してしまいます。ですから「やりたい」という欲求を大切にしてください。学習的な要素からものごとをとらえていると、結局行動にはつながりません。


 「潜在意識の力を利用した方が良い!」と説く本は、他にもありますが、私が抜粋したこの本のこの部分は、極端ですよね。確かに、自分の人生を振り返ってみても、素直に欲求に従っていたことは、身についているような気もします。既に身についていることを活かして、欲求に従って新しいことを身につけて行く!そして、それを更に活かして行く!という人生が、気のすむ人生に繋がるのかもしれません。